
最近、特に迷ってしまう2つに「カフェ・オ・レ」
と「カフェ・ラテ」がある。どちらもコーヒー
に多めのミルクを加えたものだが、店によっては
「カフェ・オ・レ」、「カフェ・ラテ」とさまざま。
その昔なら確か「カフェ・オ・レ」しかなかったような
気もするのだかが? この違い教えて・・・?

「カフェ・オ・レ」
こちらはフランスの朝には
欠かせない飲物。コーヒーと温めたミルクをカップ
やボウルに同時に注ぎ入れて作る。もともと「cafe
(コーヒー)au(の)lait(ミルク」というフランス語
が名前の由来。本格的な「カフェ・オ・レ」を
入れたいのなら、コーヒー豆はフレンチローストがあう。

「カフェ・ラテ」
イタリアで飲まれる温めたミルク
を加えたコーヒーで、フランスでいう「カフェオレ」
と同じ。違う点は、イタリアでは濃厚で少量
のエスプレッソ・コーヒーが主流で、
「カフェ・ラテ」にも同じコーヒーをもしいる。深煎りで苦味と
コクが強いコーヒーがベースになっている店ぐらい。
もともとは「cafe(コーヒー)latle(ミルク)」の
イタリア語に由来。
そういえば、レストランやイタリア
ン・カフェが、日本に台頭してきたころから、
「カフェ・ラテ」なる言葉も広く一般化したような気がする。
ベースとなるコーヒーに微妙な違いがあるかもしれ
無いが、中身はほとんど同じというのが正解の
ようだ。出す店にしても、どこまで豆や製法に違いを
付けているのかは、はなはだ疑問である。どちらに
してもミルクでそれがおいしければよいのだが・・・。
備考:この内容は、2006-9-10 (株)廣済堂出版
違いがわかる大集団編 「2つの違いわかりますか?」
より紹介しました・・・。