
健康に気を使う人たちのために、カロリーが低減された食品がたくさん売られているが、
その表示を見ると「カロリーゼロ」や「ノンカロリー」などと書かれている。しかし、いくら
「ゼロ」や「ノー」と書かれていても、それが0キロカロリーを意味するとは限らない。

内閣省が定めた食品表示基準では、100g(飲み物なら100ml)あたり
5キロカロリー未満であれば、0と表示出来ると定められている。つまり、カロリーゼロと
謳われていても、実際には微量のカロリーを含む事があるのだ。

また、「カロリー控えめ」や「ライト」
などは、食品ならば100gあたり40キロカロリー、、飲物ならば100mlあたり
20キロカロリー未満のものが該当する。さらに「カロリーオフ」「カロリーカット」など
と書かれている場合は、比較されたものよりカロリーが25%以上低減されていることを示す。

カロリーを抑えた文言が、表示されているからといって、それを妄信してしまうのは良くない。
表示の正しい意味を理解して食品を選ぶことが大切だ・・・。
備考:この内容は、2019-10-22 (株)彩図社 常識のウソ研究会編
「みんなが誤解している雑学」より紹介しました・・・。