東日本と西日本とでは、いろいろと習慣やしきたりがちがうものだが、骨壺の
サイズも大きくちがう。
東日本で使われている骨壺が直径30cm程度であるのに対して、西日本の
骨壺は15cm程度と、ほぼ半分サイズとなっている。
東と西で骨壺に大きさにちがいがあるのは、お骨拾いをめぐる意識に差がある
からといっていい。
東日本では、頭、腕、腰、足などのすべての骨を拾っていく。小さな破片も
骨壺に納め、最後に喉仏を一番上にのせる。
いっぽう、西日本では、喉仏を一番上ののせるところは東日本とおなじだが、
小さな破片まで拾うことはなく、主要な骨を骨壺に納めたら、それでいいという
考え方をする。
東日本にくらべて、西日本では遺族の拾う骨の量が少なくなるために、骨壺の
サイズも、ずいぶん小さくなっているのだ・・・。
備考:この内容は、2012年3月30日発行「誰に話してもすべらない雑学」より紹介しました。
じぇじぇじぇ・・・。![]()
