「事業仕分け第2弾」の後半日程が、20日から土、日曜日を除く4日間の日程で始まる。対象は67の公益法人、3特別民間法人の82事業で、国の業務を受託しているものなどが選ばれた。初日は全日本交通安全協会(警察庁所管)の「運転免許の更新時講習」など15法人・16事業にメスが入る。一方、法人側では自主的に事業廃止を申し出る動きもある。「正式な仕分け対象になるのを逃れる狙い」(仕分け人)とみられ、双方の駆け引きが本格化しそうだ。

 公益法人は各省の許可を得て学術、慈善など公益性の高い事業を行う。民間のため国の監視が行き届かず、鳩山政権は「天下りの温床」と見る。特別民間法人は公的業務を担うが、天下りのほか、独占的な検定業務などが問題視されている。

 枝野幸男行政刷新担当相は12日の民主党の会合で、一部の事業や天下りをやめると言ってきた法人が相次いでいることを明かした。事前ヒアリング対象の約80法人の3割程度が、自ら事業廃止などを申し出たという。

 厚生労働省所管の全国中小企業勤労者福祉サービスセンターは、中小企業への福利厚生支援の受託事業(事業費約6700万円)を今年度で廃止するとヒアリング前日に伝え、結果的に仕分け対象から外れた。一方、外務省所管の「国際協力推進協会」は、月刊の広報紙(同約4000万円)を3月末で廃刊したと説明したが、他にも多くの事業を抱えており、広報施設「国際協力プラザ」(東京都文京区)が対象となった。

 枝野氏は19日、会場となる東京・西五反田のTOCビル(東京卸売りセンター)視察の際、記者団に「公益法人と政府の関係は特に国民から見えにくい。それが浮き彫りになる議論をしたい」と語った。【影山哲也】

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 大阪ガスのIT関連子会社「オージス総研」(大阪市西区)の元社員が在職中、会社の資金を不正に流出させていた疑いのあることが13日、会社関係者の話で分かった。大阪府警捜査2課は会社からの刑事告訴を受け、背任容疑で本格捜査。元社員がかかわった取引の全容解明を進めている。

 捜査関係者によると、元社員は平成20年までの間、架空取引で売り上げを計上するなど、オージス総研に損害を与えた疑いがあり、不正に流出させた金額は数億円に上るという。内部調査で発覚し、同社は20年1月に元社員を懲戒解雇処分にするとともに、府警に刑事告訴していた。

 オージス総研側は産経新聞の取材に対し、「警察の捜査に委ねているので詳細は差し控えたい。不正に関与したのは元社員1人で、決算はすでに適正に処理している」と話している。

 民間信用調査機関によると、オージス総研は大阪ガスの子会社で、情報処理サービスやシステム開発を手掛けている。資本金は4億円で、21年3月期の売上高は約281億円。

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 □東レ広報室(大阪)松村俊紀さん推薦

 ■飾らず、しっとり上質

 「余計な飾り付けで華美になることもなく、でも中身は上質で気が利いているなんて、贈り物として最適じゃないでしょうか」

 東レ広報室(大阪)の松村俊紀(としき)さんは、ドイツ菓子、パティスリーリッチフィールドの西神中央店(神戸市西区)のバウムクーヘンを薦める理由をこう説明する。

 “バウムクーヘンはパサパサした食べ物”と認識していた松村さん。このバウムクーヘンに出合い「しっとりしていて、飲み物なしでも食べられる」と、バウムクーヘンへの見方が変わったという。

 オーナーシェフの福原光男さんは大学卒業後、父親の洋菓子店で22年間修業を積んだ後、平成12年にパティスリーリッチフィールド(現・名谷店、同市須磨区)をオープンした。ただ、バウムクーヘンに関しては「苦手意識があった」(福原さん)ことから店頭には出していなかった。

 しかし、2号店となる西神中央店のオープンにあたり、苦手だったバウムクーヘン作りを決意、日本人好みのしっとりとしたバウムクーヘンを生み出した。

 おいしさの秘密は、仕込みに使うオリジナルの「マジパン」(アーモンドと砂糖のシロップを練り合わせたもの)だ。試行錯誤の末、焼き上げてから数日後に水分が戻るようなマジパンを開発、しっとり感を長持ちさせることに成功した。

 定番のプレーンMサイズ(直径13・5センチ、厚さ5センチ)は1680円。詳しくは同社ホームページ(http://www.rich-field.biz/)

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