自民党栃木県連は6日、今夏の参院選栃木選挙区(改選数1)で擁立する公認候補について、予備選を実施した場合、一部にインターネット投票を導入することを決めた。県連会長の茂木敏充衆院議員は「予備選でのネット投票は自民党では初めて。他党でも聞いたことがない」と話している。

 候補者の募集には30人が応募。1次選考の書類審査で8人に絞られ、13~14日に2次選考の面接を行う。複数の候補者が残った場合は23日告示、3月10日開票の予定で、郵送方式による党員の予備選を実施。これと同時に20歳以上の県民を対象にインターネット投票も行う。

 全投票に占めるネット票の割合は一定程度に抑える方針。投票時に住所、氏名、年齢を記入してもらうが、特定候補への大量投票など不正の防止策は今後検討する。茂木会長は「ネット利用者は若い人の割合が高く、幅広い年齢層に政治に興味を持ってもらいたい」と導入の理由を述べた。【葛西大博】

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