おせちでは出荷停止、回収も機能するが 弁当ではどうか? | 広田鉄磨のブログ

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現在 内部監査員研修を大阪で開催しておりますが
 
http://qpfs.jp/1750/
 
 
その演習で おせちを加工した従業員がノロであることが判明し 回収をかける という挿話を使用しています。確かにおせちであれば 年末につくりだめし 大晦日に出荷という すべて まずはストック そののち出荷 という緩衝工程が存在するため 回収も可能なのですが 通常の総菜や弁当では 従業員が帰宅後 調子悪いからといって病院で診断を受け ノロであると判明したとしても その時には 製品はすべて出荷済み そしてかなりが すでに消費されており 回収が機能しない 告知しかないと説明しております
 
下 佐賀県での例ですが 会社が迅速に対応したため 出荷を保留 事件の発生を防げたという「おせち」に関する事例です
 
しかし やはり いくら迅速に対応したとしても 弁当・総菜では 病院で診断が出た時には 製品はすでに出荷済みのはず、こうなると 食品安全事件を起こさないためには 従業員の健康管理・衛生管理を CCP (許容限界を設定できないからCCPとは言えないとおっしゃる向きには OPRP)というしかないかなと思っています
 
 
■シャトー文雅、おせち販売中止 予約分300個 調理社員が体調不良、予防措置
2019/12/31 佐賀新聞Live
佐賀市大和町の「シャトー文雅」(室屋昭二社長)は31日、予約制の「おせちオードブル」の販売を急きょ中止した。調理に関わった社員が細菌性の胃腸炎に感染したため予防措置を取った。約300個が予約されていた。
 
おせちオードブルは30日から本格的に準備を始め、その日の作業を終えた後や夜中に計4人が体調不良を訴え、医療機関を受診した。同社は佐賀中部保健福祉事務所に連絡した上で、感染拡大の可能性があると判断、販売中止を決めた。
 
広田鉄磨
 
一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 代表理事
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一般社団法人 (本部大阪) 日本食品安全協会 顧問
関西大学 化学生命工学部 特任教授
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