やっぱり塩だろ!

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その後、緑の娘がどこから来たのか気になってどこから来たのか聞いてみたところ、ある集落から来たのだと言う。言うとはちょっと違って感覚的にそう話しているのだと理解した?

話す言葉も直感的に分かってもらえてるような、曖昧だけど確信的なそんな会話が成り立っているのが不思議であったけど、異世界的ファンタジーで面白かった。

異世界だけあって集落が襲われることもあるようで、どうやらその娘は襲われた集落から逃れてきたと言う。

興味があって一度覗きに行こうかと思ったところで引き留められた。

狂暴な動物に集落が襲われて逃げきれたのは自分だけだと言う。

そこからひたすら逃げてきた先に俺が居たというわけで、生き延びたい一心であんなことやこんなことが出来たらいいな状態になっていたらしい。

散々あんなことの後に聞いた話は酸っぱい物が込み上げてくる内容だっただけあって流石に戸惑った。

集落には30人ほどの家族で住んでいたという。大家族なんてものじゃないねホントニモースゴイネ。

色々聞いたけど細かい内容はいまいち伝わってこないような伝わっているのに理解しきれないところがあった。

が、しかし、興味の方が勝ってしまい一人で偵察に行くことに強引に決め、在るものすべてを使い考えれる範囲何でも使って防御と攻撃を揃えて出発することにした。

緑の娘は泣きながら一人にしないでと縋ってきたけど、俺は根拠の無い自信が勝ち大丈夫の一点張りでその場を出ることにした。ああ、今思えば失敗したなーと思う。

拠点から約半日、日本で言うところの琵琶湖くらいのひろーい湖があって、遠くに集落跡が見えた。

遠くからでなんとなーく嫌な光景が見えた気がしたのでそのままこっそり引き返すことにした。

日が沈むころ拠点近くの川沿いに到着し、そこから家に向かって着くころにはもう暗かった。

緑の娘は部屋の片隅で泣きながら俺の姿を見ると一瞬ビクッとしたけど安心した後に怒り出した。

あんなことやこんなことの後の人にとっての俺とは、走って歩いて半日以内でやっと一人見つけることができる世界での俺とは、一緒に過ごして多分1週間くらいの俺とは、もうその娘にとって家族に近い存在だったんだと思った。

怒って泣いて叫んで叩いてくる姿は特別な感情を持つのに間を置かず、叩いてくる腕ごと押さえつけるように強く抱きしめて心から謝った。

「ごめんね。」

意味がわからないのに伝わる言葉で心から謝った。

彼女は泣きながら、もうどこにも行くなとか許さないけど許すだとか一緒に居てだとか最後には色々貪ってきた。

飯も食わずに次の日の朝を迎えた俺と彼女は、コメギを集めるだけ集めてこの場所を離れることにした。

目指す場所はやっぱり海ダヨネー。

海と言えばやっぱり塩だろ!

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