周恩来はガンでなくなりました。ガンが発見されたときはまだ初期だったのですが、当時、治療などすべての配下の人間はたとえナンバー2であっても大ボスの毛沢東の許可が必要でした。毛沢東にとってすべての人間は彼の為にその存在があり、恐怖政治で人間を動かしていましたので、何年かの間、治療を許可しませんでした。毛沢東はピュアーな完全な知略のたけた(アイデアマンの)エゴイストでした。
その間にガンは進行し、泣いて頼んで許可を貰ったときはすでに時遅しでした。”マオ”という本に詳細があります。”マオ”は数千万人の死に背金があるといわれていますが、ざっと読んだ直感では数千万どころか、本を読むにつれ死者を足し上げていいくと 1億人以上の殺害/拷問の原因は毛に責任があるように思えます。彼はヒットラー、ヒットラーをうちやぶったスターリンを超える(スターリンとはりあった唯一の人間)、史上最悪の”悪”に、中国国民にとって史上最悪の支配者でした。ポルポトや金日成は毛の悪を理解したいましたが、小悪の凡人のニクソン、キッシンジャーや諸外国の首脳は、真の姿がみえませんでした。実存主義のサルトルやボーボワールも真実をみることはありませんでした。価値破壊の洗礼をうけた全共闘はなんだったろうか?