こんにちは
オーストラリア在住の
アラカン主婦MIYUKIです
ブログを訪ねてくださって
ありがとうございます
うちの一人息子は来年１８歳
そういうと知り合いのお母さんたちから
あら、じゃあ大学受験たいへんですね
なんて言われたりするのですが
うちは全く受験とは縁がございません
まぁ大体こちらでは
「受験」なるものがほぼ存在しないし
息子の場合アカデミックとは
ほど遠いところにいるので
考える必要もなく
のんびりさせてもらってます
なにしろカレッジに進学するのさえ
マジで嫌がっていたので
夫はそのときホントに必死で
進学しないなんてとんでもない！と
やっきになって説得してました
カレッジというのは
日本で言えば高校のようなもの
中学校が４年あって
高校が２年という感じですね
ちなみにこれはキャンベラ独特で
他の州は日本と同じ３年＆３年が
多いかなと思います
で、うちの息子はほんとになんというか
すごく小さいころから「自我」が
異常に発達してました
とにかく自分が興味ないこと
やりたくないことは
絶対にやりません
怠けているのかもしれません
確かにそういう要素もあるのですが
私が思うにそればかりでもないんですね
そのうえにディスレクシア（読み書き障害）もあり
テストでも問題を読むのが苦手
ただの直感で答えを選んだりします
ようするに彼にとって
学校とか勉強とか
どうでもいいんですよね
だから親がどんなに
やれっていても
やりはしません
それでもカレッジだけは
卒業すると一応決めているので
とりあえず課題を提出して
期末の試験だけは受けます
ところが今回その試験日を間違えて
すっぽかしてしまったんですね
それで夫がめっちゃ怒って
ひと悶着ありました
なんで日にちを間違えたかというと
友達に試験日を聞いたらしく
それがまちがっていたとのこと
学校からメールもきてたけど
そっちは読まなかったらしいんですね
じゃあ今度からメールだけはちゃんと読もうよって
わたしが言いたいのはそれだけなんですが
夫はそういうわけにいかなくて
これまでにもめっちゃストレスたまってることを
息子に向ってどわーーっと言うもんだから
息子としては話しを聞く以前に
もう心を閉ざしちゃう
日本に住んでた頃、４歳くらいかな～？
わたしはけっこう息子と似たところがあって
彼の気持ちがすごくわかる
だからたまに息子の気持ちを代弁すると
夫はそれが気に入らない
自分だけがいつだって悪者になって
そんなの不公平だー！って
子どもみたいに言うしね
夫の言いたいことはわかるし
息子の気持ちもわかる
息子は最近ちょっと
日本語からはなれがちだから
わたしがぜんぶ日本語で話すと
ちょっとわかんない部分があるみたい
それでわたしが英語で説明するんだけど
そうするとわたしのほうが
意図するところのニュアンスが
けっこう伝わらなかったりする
そんなかんじで
３人で話すときは
けっこう難しさもあるんですよね
だけどそうやって話すことは
とても大事だと思うんです
全部は伝わらなくても
なにかひとつでもいい
そのときに以前の反応とは
微妙にだけど違うところが見えるし
ああ、成長してるなって
実感できるんですね
準備ができたときに
先生が現れる
って言いますよね
それほんとだと思う
わたしも学校や勉強とか
どうでもいいとおもってたから
はやく社会に出て仕事がしたかった
とくに理由はなかったけど
なんとなくできる自信みたいなのがあった
たぶん息子もそうだと思うし
実際わたしたち親のいないところでは
それなりにやってるはずなんですよね
できなかったとしても
それはそのときに
息子自身がほんとうに困ったなと感じたら
そこから学べばいいこと
ぜんぜん遅くないと思う
だってわたしなんて来年還暦だけど
いまだに
あー、そうだったのか！って
学ぶことだらけだし
そしてそれがめっちゃ楽しいから
無責任な親のように思われるかもしれないけど
自分で経験するしかないよね
こっちがいいたいことくらいは
ちゃんとわかってる子だから
夫は息子が社会に出て
周りの人よりできないことが多くて
それで息子が傷ついてしまうことが
とても怖いんだと思う
でもそれは息子の人生であって
彼が今の時点で選んでいることを
わたしは尊重したいんですよね
あとになって
あのときああすればよかったとか
息子が思うか思わないかわからないけど
もし後悔したとしたら
そのときに必死でがんばればいい
そのときしか頑張れないだろうからね
本人が頑張るつもりもないのに
頑張れっていったって
そりゃ無理なのよ
ま、そういうと
夫はまた怒るだろうから（笑）
言わないけど
こんなふうにそれぞれが思っていること
考えているとおもしろい
わたしは息子の幸せを祈るだけ
彼が夢に向かって走っていくのを応援するだけ
夢を持ってるって
めっちゃ素晴らしいから
そして本当に彼が
誇らしいから
その気持ちは
きっと夫も同じだと思う
ただ表現が違うだけなんだよね
ふたりがわたしの家族であってくれて
本当にありがとう
理想のあなたをあきらめないで
Have a lovely weekend!!