こんにちはMIYUKIです
ブログを訪ねてくださって
ありがとうございます
自己紹介書いてます
うちには17歳の息子がおりまして
キャンベラのカレッジに通ってます
カレッジというのは
日本で言えば
高校2年、3年の2年間に当たる期間で
大学進学したい人と
就職したい人どちらにも
いくつかの選択肢が用意されていて
まぁ社会に出る準備期間みたいな
位置づけなのかなと思います
こちらでは基本、公立の学校は
入試はありません
カレッジへの進学も選べるけど
まぁ95%の生徒は進学します
うちのおぼっちゃまも
今年の2月からカレッジに通い始め
どちらかというと
これまでのハイスクールより
気楽な感じで過ごしてたけど
そこに持ってきて
リモートも随分と増えてしまい
なんか学校行ってる時間が
めっちゃ少ない~
ま、彼にとっては
ラッキーみたいな。。。
こっちとしては
あれこれ勉強を手伝わされるので
めんどくさいなって感じもあるけど
逆にアセスメントとか
息子にとっては確かにラッキーかもねーって
実は思ってます
というのも
うちのおぼっちゃまは
学習障害があるんで
ふつうの授業についていくの
結構大変なんですね
これ、発覚したのは
小学校に上がってまもなくでした
当時は日本に住んでいたんですが
担任の先生から
あれこれ報告を
受けるようになったんですよ
授業中に床に寝転がる
人の話をきかない
授業に集中できない
人の色鉛筆を隠す
友だちと学校を抜け出して行方不明になった
などなど
でもこのときは
それらの原因が
授業がわからないことにあると
まだ気づきませんでした
で、田舎の学校だったんですが
さらに人数の少ないところに
なんとか理由をつけて
2年生から転校させてもらいました
そこでもやはり問題行動
担任の先生は
理解する言語の問題ではと
あれこれ親身になってくれて
一度検査をしてみてはと
勧めてくれました
それでやっぱり
読み書き、理解力に
問題があることがわかり
そのあとは担任の先生や
校長先生と相談しながら
クラスのみんなにも
助けてもらいながら
ときには地域の人たちに
助けてもらいながら
(しょっちゅうバスに忘れ物したり
通学中、側溝に落ちたり)
本人曰く
「人気者」として
想い出深い2年半の
小学校生活を送りました
よく、学習障害のお子さんに
どうやったらみんなと同じように
勉強できるかとか
ついていけるかとか
考えちゃう親御さんが
いらっしゃるんですけど
そんなことそもそも必要あります?
子どもと一緒に
2時間も3時間もかけて
泣きながら宿題やったり
わたしも最初はやりましたよ
でもすぐにわかったんです
わたしと同じ方法では
彼の脳は理解しないって
ということは
他に理解の仕方があるんです
たとえばわたしたちって
5とか10とかいう数字の単位が
キリがよくて覚えやすいとか
思い込んでますよね
でも息子にとっては
そうじゃない
なのにわたしたちがそうだからって
そのやり方を息子に押しつける
彼にとっては
はぁ~?わけわからんし
ってことです
かれはそのうちに
自分でやりやすい方法を
作り出すようになりました
なんでそうなの?って思うようなことです
逆にそれ難しくない?って思ってしまいます
でもそれが彼の見つけた方法です
わたしは彼が自分でみつけたものを
ものすごく面白いと思いました
なんてクリエイティブなんだと思いました
自分と違うものを持った息子が
誇らしくて面白くて頼もしくて
心から尊敬しました
だから息子に何かを押しつけようとは
一切思いません
提案するときはあります
「こうしてみたら?」って
彼がそれを気に入れば採用するし
そうでなければ「あっ、そう」って
忘れてしまいます
大体、学校で習うことなんて
たいして役には立ちません
私たちが習ったころは
常識として必要だったことでも
これから未来はどんどん変わっていきます
これまでの常識なんてなくても
未来を幸せに生きることは
十分可能です
わたしは息子に幸せになってほしいだけで
それ以上なにも望みません
だからはっきりいって
学校とかどうでもいいです
それを言うと夫が怒るので
言いませんけど(笑)
もう一度言います(笑)
心からどうでもいいと思ってます
だからリモートで
学校の宿題とかあるときは
わたしたちが分担して手伝うんですが
数学担当のわたしは
ひとりでさっさと答えを書いて提出します
っていうか数学
頭の体操っぽくて
わたしけっこう楽しんでます
テストのときには
A4用紙1枚分
参考資料を持ちこみ可なので
その資料を作って
息子に合格点が取れる
上手いやり方を説明します
卒業だけはしたいらしいですから
息子には目指してることがあります
自由な時間をそのために使ってます
それがなんであれ
彼が成人するまでは
彼が楽しいと感じる時間を
わたしは少しでも多く提供したいんです
わたしは息子に
絶対嘘をつきません
思っていないことも言いません
だってすぐバレるし
お互いの関係を大事にしたいから
彼といるときのわたしが
わたしは多分
一番好きです
ほんとにありがとう
わたしを幸せにしてくれる彼が
大好き~~
理想のあなたをあきらめないで
Have a lovely weekend!!