私は、今までに癌に関する書物をたくさん読んできたし、独学で医学や薬学の勉強をある程度した。
とはいえ、大学で医学や薬学を習ったわけではないし、そもそも大学進学すらしていない。
だから、これから述べる内容については、改めてその正否を確認されてください。
そして、もし、これから述べるアイデアを活用したいと思われましたなら、専門的に必要な全ての検討や調査をしていただき、安全性を慎重にしっかり確認しながら、進められください。
私は以前、“ 癌治療のためのアイデア その3” でケトン食療法について述べた。
癌はアミノ酸や脂肪をエネルギーとして使うのを苦手としているから、ケトン食療法というのは糖の摂取を極力控え大量の脂肪と適度な蛋白質を取る癌治療のための栄養療法である。
しかし、この栄養療法に体が順応してくると、糖が少なくなってアミノ酸から糖を作る代謝経路が活発になってくることがあるので、そうならないようにするために、糖が少なくなってアミノ酸から糖を作る代謝経路の中で働いている酵素の中でその代謝経路に特徴的な酵素のどれか一つに対して、その働きを阻害する物質を作ったら効果があるかもしれないと述べた。
糖が少なくなって脂肪から糖を作る代謝経路についても、糖が少なくなって筋肉を分解してアミノ酸を作る代謝経路についても、糖が少なくなって脂肪組織を分解して脂肪を作る代謝経路についても、それら以外の代謝経路で考えるべき代謝経路がある場合にその代謝経路についても、同様のことを述べた。
しかし、それらの代謝経路が癌細胞の中で活発になった場合は、薬理効果がかなり下がってしまうだろう。
しかも、その癌が癌間質が豊富で、かつ、P糖蛋白などの薬剤排出トランスポーターを異常に多く発現している場合は、普通の阻害物質ではお手上げだろう。
そのような癌に対抗するためには、かなり低分子で、しかも、P糖蛋白などの薬剤排出トランスポーターから排出されないか排出されにくい物質で、かつ、酵素の働きを阻害する作用を持つものが効果があるだろう。
しかし、そのような物質があるかどうかはわからない。
そのような物質以外に、どのような物質が効果があるかは、“ 癌治療のためのアイデア その1” と “ 癌治療のためのアイデア その2” と “ 癌治療のためのアイデア 4” をよく読んでいただけたら、容易に想像つくと思う。
想像された物質が実際に存在するという保証はないが、逆に存在しないという保証もない。
ところで、目的にかなう物質が実際に発見されても、それを実際に使用するまでには、安全性もしっかり確認しておく必要がある。
この記事を読まれた方は、“ 癌治療のためのアイデア その3” と “ 癌治療のためのアイデア その14” も読まれてください。