私は、今までに癌に関する書物をたくさん読んできたし、独学で医学や薬学の勉強をある程度した。
とはいえ、大学で医学や薬学を習ったわけではないし、そもそも大学進学すらしていない。
だから、これから述べる内容については、改めてその正否を確認されてください。
そして、もし、これから述べるアイデアを活用したいと思われましたなら、専門的に必要な全ての検討や調査をしていただき、安全性を慎重にしっかり確認しながら、進められてください。
“癌治療のためのアイデア その5”で、マイクロ波光を癌病巣部へ向けて、周囲のできるだけ多くの角度からピンポイントに集中的に照射するアイデアを述べた。
放射線を癌病巣部へ向けて、周囲からピンポイントに集中的に照射する方法は既に実現されているが、そのマイクロ波光版だ。
今回のブログでは、マイクロ波光を使ったもう少し違うアイデアについて述べようと思う。
そのアイデアは、癌間質の豊富な癌に対してのものである。
癌間質は、癌の周囲に特異的に存在する間質であり、その主成分は、正常な間質と同じくコラーゲンである。
主成分は同じであっても、それが癌の周囲に存在することで抗癌剤が届きにくくなり、抗癌剤が効きにくくなる原因の1つになっている。
血管は、動脈の毛細血管と静脈の毛細血管が繋がっており、それぞれの毛細血管には小さな穴がたくさん空いているわけだが、動脈の毛細血管の穴から出た液体は、組織を駆け巡って、やがて静脈の毛細血管の穴から血管内に回収される。癌間質が豊富だと、動脈の毛細血管から漏れ出た液体は、ほとんどが癌間質を通過するだけで静脈の毛細血管へ戻ってしまう。
そこで、癌間質と癌が存在する部分の中を、さらにより細かい部分に分け、その中のいくつかの部分だけを、抗癌剤を投与する時に同時に、マイクロ波光でピンポイントに照射して温度を上げて乱流を起こせば、癌に抗癌剤が届きやすくなるのではないだろうか?
私は、流体熱力学の専門家ではないので、どのようにマイクロ波光を当てるのがより効果的であるかは全くわからない。
だから、以上に述べた私のアイデアが実用的であるならば、より効果的なマイクロ波光の当て方を専門家の方々によく研究していただきたいと思う。
ただし、癌病巣が存在している部位や周囲の正常組織が何であるかなどによっては、上記の方法を使用することは結果的に良くないかもしれないので、その点に関しても、関係する各分野の専門家の方々が集まって、十分に検討していただきたいと思う。