さて、本日はキリン vs アサヒの2回目です。1回目では全ての
資産と株主から集めたお金をどれだけ上手く使っているかを、
総資本経常利益率と自己資本利益率から見ていきました。
2回目はもう一歩深く入って、収益性を計算していきます。
◆収益性
収益率は商売が上手くできているかどうかの指標です。
売上高と5つの利益から計算するのですが、中でも重要なのは
① 売上高総利益率
② 売上高営業利益率
③ 売上高経常利益率
です。それぞれ計算してみます。
①売上高総利益率
いくらで仕入れて、いくらで売ったかを確認できます。
大きいほど、商品力があるともいえます。
【売上高総利益率=売上総利益/売上高】
キリン
売上高総利益率=6780/16659=40.6%
アサヒ
売上高総利益率=4962/14463=34.3%
商品力はキリンの方が勝っているようです。
②売上高営業利益率
大きいほど、少ない販管費で多く売っていると考えられます。
【売上高営業利益率=営業利益/売上高】
キリン
売上高営業利益率=1163/16659=7%
アサヒ
売上高営業利益率=887/14463=6.1%
③売上高経常利益率
通常の経営活動による収益力を確認できます。
【売上高経常利益率=経常利益/売上高】
キリン
売上高経常利益率=1208/16659=7.2%
アサヒ
売上高経常利益率=901/14463=6.2%
キリン、アサヒ共に、財テクの失敗はないようです。
どちらも販管費に相当お金を使っていますね。
売上高総利益率と比較して売上高営業利益率が30%も
落ちています。毎日テレビCMやってますし相当なもんでしょうね。
収益性に関してはほぼ同等と見ていいでしょう。
次回は効率性で比較していきたいと思います。