光が「硬い・柔らかい」と「濃い・薄い」は別々に考えましょう | QK_Photo.....写真撮影記録やアレコレ

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好きな写真撮影のこと、アレコレ勉強したことを残します(^^)
基本的に『好き』か『好きじゃない』で主観的に話すので、モノの優劣を押し付けるつもりはありませんのでご承知おきをm(._.)m

人物撮影をこなしてくると、ひんぱんに会話にあらわれる

 

「もっと柔らかい光をあてたい」「光が硬くて難しい」etc

 

これって結構、わかりにくい概念なんですよね。話す側も聞く側もテキトーに使ってて、理解を難しくしちゃってるケースがすごく多いと思います。
結局、「自分にはストロボは使いこなせない(泣)」なんてことになってしまう。
 

もったいないなぁ。

 

わかりにくさの一番の原因は、光の階調/グラデーションと影の濃淡をごちゃまぜにして「硬い・柔らかい」で片づけてしまっていること。

 

私は、階調の豊かさには「硬い・柔らかい」を使い、影の濃淡についてはそのまま「濃い・薄い」を使って切り分けます。話すときもそうですし、ライティングを組む時も分けて考えます。

 

◆硬い・柔らかい

 

ハイライト部分からシャドー部分に切り替わるところで

-スパッと切り替わるのが「硬い」

-だんだんとグラデーション豊かに切り替わるのが「柔らかい」

このとき、シャドー部分が濃いのか薄いのかは関係ありません。

 

点光源なら硬いし、面光源なら柔らかい。被写体近くで照らせば柔らかいし、話せば硬い。

これは教則本で定番の解説ですねぇ。

 

でも他に光源がない時に、大きな面光源を被写体の近くで照らしたら影は濃いんです!! 

理由は前の記事に書いた「逆二乗の法則」が効くからです。

 

これを知らないと、「被写体の近くでソフボでライティングしたのに柔らかくならない(=影が濃い)」なんて嘆くことになります。

正しく言えば「面光源を被写体の近くであてたので柔らかいが、影は濃い」です。

 

◆濃い・薄い

 

影の濃い・薄いは、光の回り方の差で変わります。暗いロケーションで一方向からのみ光があたっていれば影は暗くなるし、四方八方から光が届けば影は薄くなります。いろいろな方向から届く光の光量差が少ないほど影は薄くなります。

 

◆結局.......

 

ハイライト⇔シャドーの階調をどうしたいかをメインライトの大きさと位置で決める。影の濃さは2灯目以降でコントロールする。もちろん自然光があったりレフで間に合えば必ずしもストロボを使う必要はないけれど、多灯ライティングを効率よく組むならこれぐらいのノウハウはあったほうが良いかな。

やり始めたら、そんなに難しくないけど、基本的な知識はあったほうが使いこなせるようになるスピードは速いと思います。

 

今日はここまで。