「コンタクトレンズ」って便利ですよね。
(という私はメガネ派ですが。怖くてまだ付けたことがありません(><))
「コンタクトレンズ」の歴史は古く、コンタクトレンズの原理を発見した人はレオナルド・ダ・ヴィンチと言われています。
1508年、ダ・ヴィンチは、水を張ったガラスボウルに顔をつけ、ボウルの外がどう見えるか実験しました。
ダ・ヴィンチは視力をフォローする器具を開発するためにこの実験を行ったわけではないのですが、この実験結果を後世に残したため、後世の人たちが「コンタクトレンズ」を発明するきっかけとなりました。
1800年頃から「コンタクトレンズ」に関する実験は行われており、1887年にアドルフ・ガストン・オイゲン・フィックにより初のガラス製コンタクトレンズが製作されました。
この世界初「コンタクトレンズ」は、人間用ではなくウサギ用。
ウサギの目で型を作って、試着もウサギがつけました。
その後、人間もその「コンタクトレンズ」を試着したそうですが、2時間程度が限界だったそうです。
現在のプラスチック製の「コンタクトレンズ」は1940年に、Obrigが開発しました。
日本では1951年に、田中恭一((株)メニコン創業者)が日本初の角膜コンタクトレンズの実用化に成功しています。
「コンタクトレンズ」という名称は、ドイツの生理学者アドルフ・ガストン・オイゲン・フィックの名付けた「Kontaktbrille」に由来します。
9月10日は「コンタクトレンズの日」なんだそうです。
しかし、なぜ9月10日なのか?それは2つの理由からなります。
『コンタク(9)ト(10)』
『コンタクトレンズを人差し指に乗せ目に装着する動作のイメージが「9」、眉毛と目を横にすると「10」』
だからだそうです。
なお、10月10日は眼の愛護デーであり、その1か月前をコンタクトレンズの日とし、1か月間をコンタクトレンズと眼の啓発期間として定着させることも目的としています。
参考資料:教養で人生は面白くなる!おとなのための知的雑学(編・著:松本健太郎)
参考URL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/コンタクトレンズ