令和5年12月1日

 

癸巳 四緑 破 婁 天一天上

 

註.天一天上(てんいちてんじょう)とは、民間暦で天一神が天に上っている期間を指します。癸巳(みずのとみ)の日から戊申(つちのえさる)の日までの16日間のことをいいます。この期間は天一神の祟りがなく、どこへ出かけるにも吉とされています。


天一神は方角を司る十二天将(じゅうにてんしょう)の主将神です。これは陰陽道の神であり、常に八方(東西南北とその四隅)を運行して人事の吉凶禍福を司り、悪い方角をふさいでこれを守る神とされています。
 

天一天上は、特に掃除の吉日とされてきました。理由は、天一神に代わり、不浄を祟る「日遊神(にちゆうしん)」が地上に滞在するからです。この「日遊神」は、とにかく汚い場所や汚いものが嫌いです。整理整頓を心がけましょう。

 

  魂の親子関係

 

人にはみな「親」がいます。1つは実の親。人間の親はあなた自身を産んでくれた存在です。そして、あなたの魂を生み出してくれた親が神様です。この2つが合わさり今のあなたが存在しています。

神社・寺院に行ってみなさい。

 

人間は目の前に存在するものしか信じない性質を持っています。神社・寺院にはもう一人のあなたの親がいます。そこでは、あなたの愚痴や泣きごと、全てを受け入れてくださいます。

 

そこを、あなたのもう1つの実家だと思いなさい。

 

あなたの日頃の行いの間違いも正してくれます。また、あなたが頑張った分だけご褒美もくれます。そして、悲しい気持ちも癒してくれます。

信仰とは決して難しい事ではなく、神様対自分の個人的な絆を意識づけることです。

私は特定の宗教、宗派には属さない人間ですが、私が神様と呼んでいる存在とのつながりをいつも意識することができます。

それは個人的な関係と同じだと私は思います。

 

みなが一緒になって、グループや団体を作り、同じ神を崇拝しなさいという風には考えていません。

人にはそれぞれの個性があり、その個性に見合う、縁のある神様がいます。魂の親とでもいうべき存在のことです。神様との相性というものがそれぞれ異なるので、同じ神を崇拝しなさいという考え方には私は賛同できません。

少なくとも、日本に生まれ育った人には、日本に古くから伝わる神や仏とのご縁のある方が多数派です。みなさんのご先祖様が信仰していた神や仏の影響もあります。

一神教の神の概念が成立する以前は、精霊信仰や多神教が主流でした。

 

日本は外部から色々な文化的な背景を持った人々が、すでに住んでいた人々と仲よく身を寄せ合って国作りをした歴史を持っているので、色々な神が混ざり合って今の日本を形作っているように感じられます。

そこには、もっと深い理由があるのだろうとは思いますが、少なくとも日本人の多くは神社・寺院で個人的な信仰を深めることの方が、歴史的に見ても馴染みやすいように私は思います。

そういうわけで、私は相談者の方にはご自身に合った神社・寺院へのお参りをお勧めしているのです。神様との相性をよく見極めることが”神の道”へと踏み出す最初の一歩になります。


 

麗月 謹上再拝

 

 

関連記事

 

 

 

 

 

運営母体

 

 

 

”霊心研”を検索

 

こちらのフォローもよろしくお願いします

神占・禁厭・祈祷 麗月のブログ - にほんブログ村

 

にほんブログ村 哲学・思想ブログ 悩み・苦しみ・迷いへ
にほんブログ村

 

9b0b88d5202dbb37661e5b6d9c801501_9fc671e7894df25