不妊症であっても、
その原因がわからないことも多く、
不妊症全体の3分の1を占めると言われています。
検査をしても何も異常がない場合に
「原因不明」と言われるのですが、
検査で見つからなかっただけで、
精子と卵子が受精していない、
あるいは受精しても着床できない等、
必ず原因はあるのです。
原因不明の場合の、
不妊症改善のための治療の基本は人工授精です。
1、2回の人工授精で妊娠する人もいますが、
5回~7回位チャレンジする人が多いようです。
人工授精では難しいと判断され、
次のステップを希望する場合は
体外受精を行うことになります。
不妊症改善のための治療は終わりが見えず、
苦しいものかもしれません。
精神的な苦痛を少なくするためにも、
何でも相談でき、
信頼のおける医師を見つけることが大切です。
治療方針は病院や医師によって異なるものです。
不妊症改善は時間との戦いになる可能性もありますので、
一つの病院だけに固執することなく
いくつか回ってみることをおすすめします。