【岐阜】池田町池野に明治時代から続く「勝野医院」が画廊として生まれ変わる。2年前に90歳で死去した勝野直院長の意向で、診察室や待合室が展示スペースとなる。名前も医院時代と同じで「画廊 勝野医院」。オープニング企画展が15日から始まる。

 勝野医院は江戸時代の開院。当初は同町八幡地区にあったが、明治期に現在地へ移った。敷地面積約2000平方メートルと広く、現在の建物は昭和40年代に建てられた木造平屋建て。勝野院長が亡くなる直前まで、現役内科医として地元の人たちを診察してきた。

 画廊をオープンさせたのは勝野院長の三男貞三さん(61)。2人の兄は東京や大垣市で医師や歯科医師をしており、地元を離れている。生前、「医者をやらないなら画廊に」と話していた父の意向をくんで、医院をそっくり画廊にした。天井は3・7メートルと高く、庭が借景としても使える。受付はそのままに、待合室の畳も残した。

 貞三さんは「多くの人たちに受診に来てもらった医院。画廊も同じ名前の方が皆さんに親しんでもらえるとそのままにした。庭や外観は一切いじらず、地元の人に愛される画廊にしたい」と話した。

 オープニング企画展は、貞三さんと長い付き合いのある愛知県立芸術大の磯見輝夫学長の個展。建築用の杉材を版材としたモノトーンの迫力ある作品約15点を展示する。22日まで。【子林光和】

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