≪筆者のまえがき≫
私的には、三島さんと言えば、軍国主義と腹切り、斬首というイメージが強いですが、それを払拭し、ありのまま日本と三島氏の真実を伝える、というお役目を与えられたとのことです。
ウチのテレビが、まだ白黒だった頃のお話です。まだ、というのは、裕福な家庭は早い時期にカラーテレビになっていましたが、ウチは貧乏なので、しばらく白黒のままでした。昭和40年代ですね。ある日、学校から帰ると、あまりテレビを見ない母が食い入るように画面を見ています。傍に近づくと、
「三島由紀夫がね、切腹したんだって、、、」
私は、子供だったこともあり、それほど気に留めず、しかし読みかけの「潮騒」の作家だな、と思い出しました。母は文学少女なので、小学生の私に、三島氏の本を数冊押し付けていたのです。私は、単純に、恋愛小説の作家さん、と理解していましたが、その切腹という言葉は非現実的な響きがあります。
「三島さんは、どうして切腹したの?」
母は、涙ぐみながら、
「美しいものを守るためなのじゃないかしら、憂国の世界だよね」
憂国、、、当時の感想としては、カッコつけているだけのように感じていました。どうも私は、岩波新書やブルーバックスは好きですが、純文学が苦手なのです。
そんなわけで、三島氏切腹事件は、おそらくファンだった母にはショックだったのですが、私の心には残りませんでした。
それから、ずーーーっと忘れて、令和になって、三島由紀夫を名乗る霊が現れるようになりました。
「常陸の国神様日記」の中で、ギリシャの神との繋がりが浮上してきたのですが、日本とギリシャの連絡係の神霊を立てようということになり、三島氏に白羽の矢が。と言うのも、三島氏はギリシャに神縁がある様なのです。その経緯も本書の中で明らかにしてくれるようです。
あら?三島さんが何か言っています。
「切腹は、日本に身を捧げることの誓い。
世間は、腹切りに興味がいくれけども、そうではないよ」
また別の神霊は、三島事件についてこう話していました。
イタリア系のトマス神父の¨解題¨です。
トマス神父は、後で出てきますが、三島氏と共に亡くなった、
森田氏を救うために動いてくれます。
「三島氏は、日本国民に対して、キリストなのです。
贖いですよ。美しく尊い日本国に対して、
不甲斐ない事ばかりの日本国民の罪を、
三島君が一身に背負い自刃したのです」
さて、以下は三島由紀夫霊の霊界通信です。
文中の※は、私(高橋)の独り言。
≪三島霊 日本国と日の丸への誓い≫
私は、日本国の国旗並びに、その国旗の現すところの日本国、
すべての日本国民の為に、魂の自由と善を唱え、
神と天皇の下に唯一分割すべからず
一国家であることの日本に忠誠を誓います。
第一章 魔物の声・生首は永劫回帰
お上の許可が降りたので、その時の様子をお伝えしよう。
僕はああいう死に方をしているので、死後しばらくはそのままと言うか、頭部と胴体が離れたまま、幽界にさらされていたのだよ。僕の先祖は尚のこと、霊的認識のある人間なら、僕みたいな人間に関わろうとはしないから、今さら言い訳がましいことはしたくはないけれど、僕のご先祖たちは、産土神さまからひどく叱られたそうです。切腹して、頭と胴体を切り離すという行為は、まったく神理に反することなのです。切腹なんて、美しくもなんとも無い、真の武士道にも反する行為で、漢心に毒された人間の思い込みなのです。先ずこの点について、死後の体験を交えてお話ししたい。本当の神の道、そして日本人としてどう生きるべきか!
久美子さんは嫌うけれど、スピリチュアル愛好家は因縁話が好きだよね。正にその、生首の因縁話なのだけれど、三島は何故に生首を晒すことになったのか?憑かれる、疲れるものだね。
私は、死の直前まで、死に方を考えていたのだよ。世間の皆さんは、色々と妄想してくれて、当たっているところもあるな。
遺作の「豊饒の海」だけれど、あれは当時の自分の思念をさらけ出したものなので、何と言うか、駄作。完結もしていない。本当のところ、キリストの転生を描きたかったのだよ。聖書は、イエスが生誕するところから始まるが、何か物足りなくて、キリストの裏側というか、キリストは行き成り救世主になったのではなくて、そのあたりの経緯をね。キリストの輪廻ってわけだよ。
主人公は、それぞれの生で、死に続けるが、私の中で、無限に繰り返していたよ、永劫回帰していた。最終話では、主人公が入れ替わるどんでん返しを仕掛けるが、しかし、現世の事が進んでいるので、物語は途中で終わらせて、次の段階に集中したのだ。私の真実は、久美子さんのブログに書いたよ。後で載せてもらう。
(※鮟鱇のオスになりたい!※「豊饒の海」第五巻ネタ)
続く