家の中に、悪い念が入り込むと、ペットや子供など、

その家庭の中の弱いものに現れることが多い。
さして理由が無いのに子供が病気がちであったり、

動物を飼っても二、三年しか生きなかったり。 

私は、外で勤めているとペットの犬や猫が早死にする傾向がありました。

元気な子を飼うのですが、二歳くらいで亡くなります。 

私はペットが亡くなるたびに「自分の業を背負ってくれたのだな」と感じました。
というのは、当時の仕事は人間関係が厳しく、職場から悪い念を持って帰ったり、

同僚に逆恨みされることがあり、その業想念は、

私の体調が悪いときは病気になって現れるのですが、

ほとんどはペットを攻撃したのです。 

つまり、ペットのワンコが私の代受苦者だったのです。 

しかし、子供の頃は、私が親の代受苦者でした。 
私の実母は、正義感が強く竹を割ったような性格の人です。
定年まで仕事をしていましたが、職場の上司やオーナーに対しても、

間違っていることはズバリと物言いをするので、何時も逆恨みされていました。
母が職場でトラブルがあると、相手の生霊が憑いて来ます。 

相手の睨んでいる顔が母の肩越しにビジョンできます。

そうすると、私のところに来るのです。
母は強い人なので、相手の生霊は跳ね除けてしまうのですが、

その相手もそのままでは気がすまないので、子供の私に憑くわけです。 

それで次の日は熱を出して寝込むことになります。 
子供心に、その図式がとても嫌で

「どうして母の業を引き受けなければならないのか?」

といつも母に反発していました。

ある時それを指導霊に尋ねると

「それは君が親だからだよ。

 霊界では君が上だから下の者の面倒をみないとね」 

とそっけなく答えました。 
しっかり者の子供が、ダメ親の責任を取らされているのでしょうか? 

当時はそう簡単に考えていましたが、その図式は地球全体の視点に立つと

とても重要な意味を持つのです。

障害を持って生まれている人に対して

「前世のカルマだ、前世の悪行の報いだ」

と言いますが、それは全く違う。
今までたくさんの方の前世を見ましたが、前世で強欲な地主で、

たくさんの人々を苦しめた人が現世で医師になっていたというケースや、

前世では高僧で、日本の政治に影響するまでの働きをした人物が、

現世では平凡なサラリーマンのような場合もありました。 

前世の行いがそのまま次の人生に現れているわけではないのです。

盲学校に居たときや、障害者施設の職員をやっていたときに分かりましたが、

障害を持って生まれてくる人は、魂が繊細なのです。 

柔らかな霊体を持っています。
そのために周囲の人間から霊力を取られてしまうのです。私が母に憑いてきた生霊を浄化していたように。

繊細な魂で、柔らかな霊体は、より霊的な存在ですから、

精霊たちに近いものです。実際に、施設で知った重度の知的障害者の女の子は、

霊視すると光しかビジョンできませんでした。
その人は成人していますが、自分の名も分かりません。 

健常者にはこんな光を持っている人は居ません。 

この人のような障害者は、「それでも生きていける」ということです。
つまりその業が無いので持たなくても生きていけるのです。 

健常者は生きるために学歴やお金、名誉など現世欲に関わるものが必要ですが、

施設に暮らす障害者には必要ないのです。

 

 

 

 

 

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