29日、亡くなって二日目。
朝、いつものようにワンコのご飯を準備しました。
アレックスの影膳も用意ました。
ダニエルが食べ始めると、いつのまにか姿を現して、一緒に食べています。
いつもは、それぞれの器で食べるのですが、アレックスはダニエルのものを食べています。
もしかすると、独り占めしたかったのですね。喧嘩はあまりなかったですが、
アレックスが上だったので、なんでも自分が先でした。
それで、ガツガツ食べ終わると、ダニエルと遊ぶのかな、と思ったら、
タタタっと駆けて、旦那の部屋に入って行きました。
お世話をしていたのは私ですが、旦那の所の方が居心地が良いのですね。
旦那、ワンコの事は何もしないけど、いつも話しかけて遊んであげていましたから。
人間の子供と同じですね、父親って良い所取りしますよね、
子供の教育や躾けは妻に押し付けるけど、遊びや楽しいことには旦那が取る。
またみどり野にお参りしました。
アレックスは、車に乗って付いて来ましたが、降りては来ません。
家では好き放題でしたが、人見知りしているようです、
陽気な仲間がたくさん待っているのにね。
駐車場の端で、みどり野の看板犬、みどりちゃんが出迎えてくれました。
この子は、10年前にクッキーが亡くなった時も居ました。長生きさんです。
以前と変わらず元気にしていました。
なでなでしてあげると、お手とお代わりをしてくれました。
何も持ってこなくてごめんね。。。
みどり野の観音様に、感謝の祈りをしました。
アレックスは付いて来ませんが、観音様のパワーは受け取りました。
この日は、一日、アレックスは車に乗って私たちと一緒に街を回りました。
車に酔うので、あまりドライブをしたことが無かったので、
本当は車のお出かけがしたかたのでしょう。
私たちがどこに行って、何をしているのか確かめているようです。
お店にも付いてきて、探検していました。ポンタみたいにお店が好きなんですね。
それで感じたのは、アレックスはお稲荷さんに近い性格と言うことです。
この先どうなるかわかりませんが、ポンタやどらちゃんの仲間になるのかも知れません。
今まで亡くなった犬や猫は、彼らの霊界に逝きました。
つまり、肉体を持っていた霊と、精霊は魂が進む霊界が違うのです。
でも、眷属となっている稲荷や犬神は、長い年月の内に、
山の動物の霊と合体して行くそうです。アレックスの魂の行方に興味が湧いてきました。
30日、亡くなって三日目。
すっかり落ち着いちゃって、旦那のお部屋のストーブの前で寝ています。
生前は、それほどストーブには執着はなく、
どちらかと言えばボールで遊んでいることが多くて、活発な子でした。
この日は出かけている時間が長く、アレックスの様子は良く見ていなかったのですが、
人間が留守の間に、家の中を隅々と探検して回ったようです。
帰宅して姿が見えないので、どうしたなかなと思ったら、
仏神たちを奉っているお部屋の床下に居ました。さらに良く見てみると、
それは、管狐の姿をした小さな精霊たちの巣でした。
部屋の隅に出入り口の穴が在り、外に繋がっているようでした。
アレックスは、その穴の中をじーっと覗いていました。
小さな霊たちが居るのは分かっていましたが、そこに巣が在るのには気が付きません。
小さな霊の巣は、其処だけでなく、リビングのテレビの下にも在りました。
やっぱりアレックスが発見しました。それは、地中に繋がり、
モグラに似た黒い霊が棲んでいました。トトロの真っ黒黒スケより少し大きい感じです。
ウチってお山の神社みたいですね。
↑仏神系中心の神棚です。
アレックスはミニチュアダックスです。元は猟犬で、巣穴に入り、
兎やアナグマを追い詰めます。亡くなって先祖がえりしたのでしょうか
猟犬の本能が目覚めたのでしょう。人間も他界して余計な業や肉体が無くなることで、
その人本来の才能や使命を知ることがあります。
アレックスは身軽になって楽しそうですが、人間は後悔することが多いです。
何故生きているうちに気が付かなかったのかって、未練になってしまうと迷うので、
アレックスのように単純でいるのが良いのかも知れません。
12月1日、亡くなって四日目。
朝、いつものようにワンコのご飯を用意しました。
また、旦那の部屋から出てきて、ご飯にまっしぐら。
自分の分があるのに、ダニエルのフードを食べていました。
もちろん霊なので、リアルでは食べられません、食べた気分になっているのです。
でも、味や香りはするみたいですね。
人霊さんの話では、お供え物の味は分かると言っていました。
食事が済むと、旦那のところら行くのかなと思ったら、
仏神の部屋に入りました。小稲荷さんと遊ぶのかしら?
するとアレックスは、床下の巣穴では無く、天を見上げています。
吠えませんが、好奇心いっぱいの表情です。何かがスッと降りてきます。
小学校高学年くらいの男の子、童子姿の神霊でした。
こんがら童子だわ、と直感しました。お山からお迎えに来たのですね。
「お出で、お出で」 こんがら童子が手を振りました。
アレックスは機嫌良さそうに付いていきました。
生前は、他人には付いていく子ではなかったのですが、
こんがら童子の誘い方が上手いのですね。それで、そのまま行ってしまいました。
以外とあっさり、四日で成仏。でも、また戻ってくるような気がするけど。。。
それで、また分かりました。ペット霊園の観音様のパワーで、身辺の整理をして
霊体を整えてから、天のお迎え、という霊界のシステム。
人間の場合も同じ感じです。お寺さんの霊団の神霊が、亡くなった人間の死後のケアをして
心の状態を良くしてから、それぞれの霊界からお迎えがあります。
煩悩や未練を払い、天に行く準備をします。
ところで動物は、現世の人間が忘れてしまうと、動物の類魂に溶けてしまいます。
人間よりも自我が確立していないからでしょうか?
魂が消えてしまうのではなく、類魂のなかに拡散していくのです。
ですから、現世の人間が思い出すと、また魂が戻されて、姿を作ることが在ります。
人間も、数百年数千年して現世の人間から完全に忘れられると、
幸福の眠りという状態になり、その後類魂に溶けてしまいます。
魂は、命の大本です。活動を停止すると、魂の役割が果たせなくなるので、
死とは違いますが、静止した状態になるのです。
生きるということは、常に前を向いて、進む中にあります。
それは、他界して魂になっても同じですね。
残された相棒のダニエル。
寂しがっているのかと思ったら、そうでも無いみたい。
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