2010年末にTHQが制作を発表したRPG「South Park The Game」の最新スクリーンショットを，開発を担当するObsidian Entertainmentが公開した。北米のゲーム情報誌，Game Informerで制作発表が行われて以来，スクリーンショットが公開されるのは初めてのことになる。South Park The Gameは，2012年に，および，向けに発売される予定だ。 テレビアニメ「South Park」は，人種や宗教などを扱った過激で下品なギャグがブームを起こした作品だ。ロッキー山脈にあるサウスパークという架空の町に暮らす，カートマン，スタン，カイル，そしてケニーという4人の少年を主人公に，かわいい雰囲気のキャラクターからは想像もできない痛烈な社会風刺的内容が若者を中心に受け，1997年から現在まで，北米のケーブルテレビ局Comedy Centralで放映が続けられている,ブーツ アグ。 ゲーム版となるSouth Park The Gameは，テレビアニメと同様の2D画で描かれており，プレイヤーはサウスパークに引っ越してきたばかりの新しい少年として悪ガキチームに仲間入りし，サウスパークに押し寄せるヴァンパイアや反暴力主義者，ジンジャー（オレンジ色の髪の人々のこと）などと戦っていくという内容。 原作者であるTrey Parker（トレイ?パーカー）氏とMatt Stone（マット?ストーン）氏もゲーム制作に関わっており，脚本やプロデュースを手掛けている。 ヒーローアニメでもないのにRPGというのは珍しいが，やなどで知られるObsidian Entertainmentが制作するだけに，このSouth Park The Gameも非常に凝ったゲームになっている。戦闘はターン制で行われ，武器のカスタマイズや召喚システムなども用意されるほか，インタフェースはスマートフォン型になっているという,ムートンブーツugg。 とてもそうは見えないものの，South Park The Gameのゲームエンジンには，Dungeon Siege IIIで使用された「Onyx Engine」が採用されているとのこと。パブリッシャからのオフォーではなく，Obsidian Entertainment自らがParker氏らにアプローチしたということで，本作に対する彼らの情熱には並々ならぬものがあるようだ。ライセンスゲームでは見られないクオリティの作品に仕上がるかもしれない。
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