こんにちは。
小説や音楽などを作るとき、わかりやすさを売りにする人って多いと思います。
その方がまあ読む側聴く側も簡単に楽しめますし、売れやすい商品になります。
その逆を行く作品を作っている人間は精神がねじ曲がっていると言われてもおかしくない気がします。
私はそんな精神がねじ曲がっている人間の一人です。
意図してってワケではないですが、わかりにくい小説を描いている人間です。
わかりやすい小説を書く気はないのかと言われればないと答えます。
なぜかと言うと、わかりやすい作品イコールすぐに飽きる作品という認識があるからです。
また、わかりにくい小説の方が私のやりたいものに近いからです。
以前もどこかしらで書いたと思いますが、今生きている人たちは考えることを放棄している人が多い気がします。
読めばわかるものを読まなかったり、書けばわかるものを書かなかったり・・・。
そういう人が多いです。
でも私は逆に考えさせたいのです。
そうして頭を使う習慣をつけてもらって、できなかったことができるようになる喜びを知ってほしいのです。
そのためには考えることを放棄する人にはわかりにくい内容を書かざるを得ないのです。
そしてそんなわかりにくい内容を何度も読み続けてもらう他ないのです。
たとえ世間にわかりにくいと嘲笑されても、私は逆に嘲笑し返しながら、わかりにくい小説を書き続けていきたいと思います。