人間は手を使って様々なことをします。

食事、書字、スマホの操作、パソコンを打つ、家事、スポーツをするなど、書き出したらキリがないくらい、一日中手を使っています。

 

なので、手の使い方が変わると、上記の様な様々な手を使った動きが変わり、身体中が変化します。

 

まずは、どんな風に手を使っているのかチェック。

①両手を前に出して、手のひらを下にした状態で「グー」と握ってみてください。



②そのまま、次は「パー」と開いてみてください。

 

さて、どんな「パー」になりましたか?

 

①指が反るような感じで開いている

②指が少し曲がるような感じで開いている

③手首が「グー」の時と違う角度になった

④手首が「グー」の時と同じ角度である

 

手の使い方が上手な方は②④のよう手首の角度は変わらず、指は反らないで「パー」となります。



逆に手の使い方が下手な方は①③のように手首はしたに下がり、指の付け根の辺りがら指が反るような感じで「パー」と開きます。



この、手の使い方。

 

「たかが手でしょ?」って思うかもしれませんが、

腱鞘炎、肩こり、頭痛、顎関節症、腰痛、むくみ、冷え性、便秘、免疫低下など様々なことに影響してきます。

 

春になり、様々な木から枝が伸びてきました。

四方八方に伸びた枝。

風にあおられ揺れています。

枝先が伸び放題であれば、大きな揺れになるため、幹や根っこは踏ん張ります。

 

人間も同じで、手先の使い方が悪いと実際に使っている腕だけではなく、その扱いに合わせて体幹や脚も頑張ります。

これが手から発生した力みです。

力むことで腰痛やむくみなどの体幹・下肢へ影響し、力みで内臓が圧迫されることで便秘や免疫低下などにもつながってきます。

 

座って作業していれば脚には関係ない?

 

そんなことはないです。

「パー」で①や③になっている方、座ってスマホの操作をしてみてください。

 

操作する指の力はどう?

書いている時に肩をいからせていない?

息が止まっていない?

足を組んでいない?

つま先を立てていない?

左右の膝を過剰にくっつけていない?

 

それぞれチェックしながら、

「それって必要?」

と問いただしてみてください。

 

必要のないものをやめてみたら、どうなりました?

 

手の使い方を学習すると、体幹や脚に不要な頑張りをさせないでも大丈夫になります。

その分、楽な身体になるような気がしませんか?

 

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