カリグラフィー < カッパープレート体 >
<カッパープレート体>
カッパープレート体のカッパープレートとは銅板のことです。
17世紀、その銅板用にこの書体は作られました。
その後19世紀には手書き用のペンホルダーも作られて、フランスやイギリスで使われるようになりました。
繊細で優美な書体は、カリグラフィーの憧れの文字でもあるように思います。
レッスンでは イタリック体を終えられた方がカッパプレート体にお進み頂きます。
《19世紀》
日本では『ペリー来航』という大きく海外との接点を持つ時代。
17世紀から19世紀にかけてヨーロッパも大きな波が起こりました。
イギリスの産業革命、そして国民が声を挙げたフランス革命など。
その大きなうねりの中にはマリー・アントワネットの存在がありました。
新しい流れが文化にも見られます。
カッパープレート体は、新しい書体で洗練された印象が特徴です。
カッパープレート体を使った作品です。
カッパプレート体が書けるようになれば、カリグラフィーの楽しみも倍増するでしょう。
初めてカリグラフィーをされる方にとって習得したい文字の代表のように思いますが、
くれぐれも、カッパープレート体からはおはじめにならないでください。