Dear フランキー | 丸の内OLの生活

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frankie


リトルダンサーが父と息子の物語だとしたら
これは母と息子の物語。
イギリスの少年ものに目がないぴゅりとしては
観ないわけにはいかんでしょ!
ってわけで、美しい涙をホロリとこぼしてきました。
じわじわと波が来るんですよ。


リジーは、母と耳の不自由な息子のフランキーと
3人で暮らしているが、どういう事情か引越しを繰り返している。
母は新聞の尋ね人欄を見ては、リジーの名前がないか探す日々。
フランキーは船乗りのパパと文通をしているものの
一度も会った記憶はない。
実はフランキーが書いている手紙を受け取っているのはリジー。
けれど、嘘から真とはこのことか?
パパの乗っている船と同名の船が
すぐ近くに寄港することをフランキーは知ってしまう。
慌てたリジーは偽の父親役をしてくれる男性を探しにでかける・・・。


フランキーはなぜ耳が不自由になったのか
どうして引越しばかりをするのか
パパはなぜいないのか
パパ役をしてくれる男性は?
と複数の疑問が同時に開示されていく展開は
観ていてとっても気になる進行でした。


ハリウッドの派手派手さとは縁遠い
無表情な少年がほの見せる笑顔に
とっても心揺さぶられる作品でした。
なんでイギリス少年はあぁいう表情がうまいの?
そして、パパ役を引き受けるジェラルド・バトラーもいいんですよ。
オペラ座の怪人とはまったく違うセクシーさで。
男前や。