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【恋愛コラム】#10 震災と恋人─5年経った今

 

2011年3月11日。

 

あれから5年が経った。

 

5年が経っても避難指示が解除されない街もある。

仮設住宅での生活を余儀なくされている方もいる。

 

東日本大震災による被害は大きいものだった。

しかしながら、この震災から得た教訓も多いはず。

 

俺が思った、その一つを

今回は紹介することにしよう。

 

 

まず、大きく取り上げるとすれば、

大切な人に対する考えが変わった。

そう思った人も多いと思う。

 

まず、人のあり方

いつも、何気なく話していたり、学校であったり、

家族であったり。

 

そういう、身近な存在である人の命が突然、

自然災害によって、奪われてしまうという現実を

改めて感じたからだ。

 

今回のテーマでもある

 

恋人

 

言い方を変えれば大切な人。

今いると人も、いない人も。いた人も。

 

いつもはバカ言い合ったり、話し合ったり、どこかへ出かけたり、

優しくされたり、一緒に帰ったり…

そういう、一番に好意を寄せて、

気持ちを伝えて、一緒にいて、話せて楽しいと思う人。

 

当たり前ではない。

 

もちろん、そういう人がいるということが

当たり前ではないというのはもちろんかもしれないけれど、

 

大切な人に支えられ、励まされ、

もしくは自分が支えたり、怒ったり褒めたりすることもある。

 

それは当たり前じゃないということ。

 

連絡が取れているから、相手の現状を

少しでもわかることができ、安心し、

励まされる。

 

 

東日本大震災で、活用されたSNS。

 

電話は繋がらない、制限され、

公衆電話にも人だかりということがあった

ニュースでも、当時知った。

 

 

安否を確認する友達。家族。

そして、恋人も多かったことをしっている。

 

大切な人だから、心配し、連絡を取りたいと

誰よりも思うはず。

 

 

Twitterでの

「私はいま○○にいます」

「助けてください」

 

当時は多くの拡散があったのを覚えている。

 

ひとつひとつが、凄まじいスピードで流れていくツイート。

 

誰かが必要としている情報を、はじめてみた人も拡散する。

SNSについて、様々な問題がぶつかるときもあるけれど、

大きな役割を担ったことは確かだったと思うんだ。

 

その人の情報が、大切な人に伝われば。

何度も思ったことあった。

 

 

いつ何が起こるかはわからないから。

 

俺はよくこういうことを言うし、思っている。

 

会話していて思ったことはそのときになるべく素直に言う。そのときにしか言えないかもしれないし、そのときに思ったことをその場でいったほうが伝わる。時間が経てば忘れてしまうということもあるし、伝えようと思っていた意志が薄れる。

 

 

だからこそ、恋人に、大切な人に

しっかりと伝えることが必要なんだ。

 

何が起きるかわからないから。

あのとき言えばよかった、とか、後悔しかできない。

 

好きな人がいて、そう思ってくれる人がいるということは

やっぱり幸せなことで、感慨深いものがある。

 

「好き」と言ってくれることが、

どれだけ嬉しいことか。

 

大切にされることがどれだけ、

励みになり、生きがいとなり、嫌なことも貫いて

いけると感じることか。

 

いまある幸せをしっかりと、自分の中で

見つめなおしていくことが必要になるだろう。

 

 

第10回目コラムここまで。

震災から得た教訓を元に

いまの幸せを噛み締めて生きていく。

このことがどれだけ大切であるかを。

10年後も20年後もずっと。語り継いでいくべきである。

そして、被災された方の豊かな生活が

いち早く戻ることを願います。

 

 

*一部記事の中に誤解を生む内容が含まれていたため修正しました。(3/11 19:30)

 

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