静寂の森の凍えた姉妹 | Untitled

静寂の森の凍えた姉妹(’16)氷

監督:アントン・シグルドソン

 

近年、注目されつつある“北欧ミステリー”

さらには、新宿区とほぼ同じ人口のアイスランド氷ビックリマークとくれば観るでしょ。

 

某映画紹介サイトでは、アイルランドアイルランド と間違われていた小国(笑)

欧州の果てから届いたミステリーに、密かに期待を膨らませていたのですが・・・・

 

 

アイスランドの平和な都市、レイキャビクで幼い姉妹が虐殺された。

悲しむ母親のためにもどうにか事件を解決しようと、担当となった

エッダとヨイは事件を少しずつ紐解いていく。

 

容疑者となる男たちは皆、暗く怪しい誰にも言えない裏の顔を持っていた。

その中には、最近釈放され人生を立て直そうと苦労するエッダの弟もいて・・・。

 

 

幼い姉妹が殺された。犯人は誰だ!?

 

正直どうでもいい(笑) なら観るなよっていう話ですが氷発だったから・・・・)

日本の国民的刑事ドラマも、すぐ飽きて1度も最後まで観たことないし

ツレがころころ入れ替わるんなら“相棒”じゃないし(はいぃ~?)

 

何の話でしたっけ・・・? そうそう、凍えた姉妹ね。

あ、いや、違うんですよ。 “凍えた姉妹”って言ってますけど

死因は凍死じゃなくて他殺だし。死んでから凍ったし。

タイトルが最大のミステリーだわ。

 

映画全体のトーンが北欧独特の、ヒンヤリした硬質感というのは

出ていたとは思うんですけど、ただ単に寒かったから・・・・

そう見えただけの話かもしれない・・・・。


 

この手のミステリーって、脚本が命だと思うんですけど

その筋立て自体が、底が浅いというか、どこかで見たような話で

性犯罪歴のある容疑者を次から次へと登場させて、餌をまいて

観客を混乱させミスリードさせようとしていたようとするものの

別に誰でもええわ(笑) どんでん返し?らしいラストも、あ、そう。

 

半ば強引にホシを挙げて、主人公の女刑事が捜査に異議を唱え

「見損なったわよ!」 って上司に叫ぶんですけど

いやいや、お前の出てるその映画に 「見損なったわよ!」

 

ひょっとしたら人生を変える作品になるかもしれない・・・

毎回、映画を観るとき、そんな思いで、心して向き合うようにしているものの

 

こういうのに出会うと、ほんと、へこむ・・・・(それも人生)

 

 

 

凍てつく森で、まだ幼い姉妹の虐殺死体発見。次々と浮かび上がる容疑者は、どれも怪しく薄気味悪い。果たして真犯人は誰なのか?

スリリングな展開で魅せるアイスランド発のミステリーサスペンス。