蝶の舌(’99)
原作は、マヌエル・リバスの同名小説
監督は、ホセ・ルイス・クエルダ
返却期限が迫っていて、あせった状態で観たことを後悔しました。
ちゃんと、じっくり観ればよかった・・・・
こんなにも心が痛む映画だったとは・・・・
1,936年、スペイン内戦前夜の片田舎。
喘息持ちの少年モンチョは1年遅れて小学校に入学します。
人見知りをしてなかなか周囲に馴染めないモンチョに
担任のグレゴリオ先生は優しく接してくれた。
片田舎の風景、友達との喧嘩そして仲直り
初恋、昆虫採集、蝶に舌があること
モンチョ少年は少しずつ成長していきます。
蝶の舌が見たいと願う少年
顕微鏡で見せてあげると言う先生
物語は、ゆったり、まったり進んでいきます。
この、ゆったり、まったりが、こうも覆されてしまうなんて・・・・・
その時、少年はたくさんの思いを “ある言葉” に託して叫んだ!
Asmik Ace のホームページには、こんな風に紹介されてましたけど
少年が石を握りしめた時の感触はどんなだったのでしょう。
少年はどんな思いでトラックを追いかけたのでしょう。
この映画、後からじわりじわりきますね。
今、書いていてこみ上げてくるものがあります。
1930年代の大自然広がるスペインの田舎町を舞台に、少年と先生の心の交流を描いた
かつてない痛切なクライマックスに心を揺さぶられる物語
蝶の舌 [DVD]/フェルンド・フェルナン・ゴメス
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