花街情緒がのこる神楽坂をぶらっと散歩 | 絵本のとびら

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11歳の娘 19歳の息子がおります 大好きな絵本の世界の扉のさきにあるような 素敵なものを探せたらと思い 始めたブログです
しかし最近はもっぱら『おでかけブログ』になっちゃっております

 

寒さのせいでしょうか 心の栄養が すぐ不足してきてしまう今日この頃・・



こんな時は ちょっと無理してでも えいやっ!!と 外に出て



大好きな ぶらぶらお散歩をしていると  いつのまにかハートの充電が完了しちゃって



いますドキドキ






先日 お散歩したのは 粋な花街情緒がのこる 文人たちにも愛された



風情のある街 『神楽坂』です(‐^▽^‐)




相棒は 毎度おなじみの娘・・  



ではなく   お友達の ビッキーちゃんです(←りっぱな大和撫子です)



わたくし同様(?) まったり系の彼女と



ゆる~く ぼんやりと 歩いてまいりました







まずは 地下鉄東西線の 神楽坂駅から



てくてく歩いて すぐそこ (にあるのに 逆走している我ら(^▽^;) )の



『赤城神社』 で~す



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こちらは 700年以上もの歴史をもつ古刹なのだそうですが



2010年 再生プロジェクトによって 地域の人の



憩の場として生まれ変わったのだとか




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ガラス張りの モダンな社殿



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境内には カフェ『赤城カフェ』 もありますコーヒー ←茶店じゃないですよ ガラス張りの

     おしゃれなカフェです

     


 

    



また 境内の施設を活用して 落語会や展覧会 ワークショップなどが開催され



月に1回 マルシェ(赤城マルシェ)も開かれているそうです





う~ん なんだか 今時風だわん(ノ゚ο゚)ノ



神社の新しい形態とでもいいますか・・



面白いですねえ(°∀°)b







そちらを 後にして ぶらぶらと 神楽坂通りを 下っていきました



ふと 気づかないまま通りすぎていきそうな感じで そこここに



小さい路地(横丁)があります



そちらに 一歩足を踏み込んだら ひゃあ~別世界!!



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~兵庫横丁~


鎌倉時代からの古道  石畳と黒塀が味わい深いですよねえ



格式が高そうな 料亭や旅館が残っていて しっとりした佇まい  まるで京都みたい




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ほかに 『かくれんぼ横丁』 『本多横丁』 などの名前の趣ある小路が・・




こんな感じで 大通りを1本横道に入っただけで 人の暮らしが感じられる景色があるんですよねえ




また 路地を行くと 古い建物を活かした 素敵なカフェやレストラン ショップが点在していて



とっても いい感じラブラブ






再び 神楽坂通りに戻ってみると 目の前に現れたのは



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~毘沙門天 善國寺~


朱色の門が目をひきます



新宿山手七福神の一つである 毘沙門天



1595年(文禄4年)に創建され 



高さ30cmほどの 毘沙門天像が祀られており



『神楽坂の毘沙門さま』として 古くから親しまれているそうです




本堂前には 阿吽一対の 寅が置かれています



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*毘沙門天の出現が 寅年 寅日 寅刻であったことから


  寅は 毘沙門天の使いとされているそうです



寅の阿吽というのは 全国的に見ても 非常にめずらしいそうです



なかなかの迫力でした叫び







長くなってしまいましたので 



寄り道した お店のお話しは また次回にさせていただきますねパー



 
  



 ここで いきなり プチトリビアのコーナーベル



<赤城神社にあの鬼太郎が!?>


*一番最初に訪れた 由緒あるモダンな神社 『赤城神社』では


  あの ゲゲゲの鬼太郎と目玉おやじのお守りがあります




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これは ゲゲゲの鬼太郎がアニメ化されるときに 水木しげるさんが


御祈祷に訪れたことから できたそうなのです


鬼太郎は御守護  目玉おやじは開運とのこと




なんて 最初から知っていたかのようですが


これは ブログを読んで下さった うぴさんからのありがたい情報でした(-^□^-)


うぴさんどうもありがとう 勉強になりました





ついでに トリビアその2


<旅館 和可菜>


上記の写真 兵庫横丁~あの黒塀の先には老舗旅館の『和可菜』があります



こちらのことが 私の愛読書


東京ロマンチック案内―レストラン・喫茶店・美術館・博物館…ノスタルジック&モダンな東京案内 (.../甲斐 みのり
¥1,575
Amazon.co.jp


に 書かれていたので 抜粋させていただきますね



~神楽坂の、風情ある石畳の路地の途中に<若可菜>(ホン書き旅館)はあります


そこは 山田洋次氏 野坂昭如氏 中上健次氏・・名を連ねたらきりがないほど


多くの 映画監督 作家 脚本家が執筆のために滞在した たった五部屋の旅館。


昭和23年 姉である女優の小暮美千代さんが買ったのを まかされて以来


女将さんは小説や映画 テレビ番組数々の名作を支えてきました


各部屋に準備されているのは 灰皿 マッチ 鉛筆削り。 ホン書き作家先生たちの


三種の神器なんですって~




今なお営業なさっていると思われる この 和可菜旅館・・


時代をさかのぼったかのような ノスタルジックな路地に


とけこんんでおりました






神楽坂は 文人に愛された花街の面影にふれることができる 素敵なところでした