今回の 小田さんの東京ドームでのコンサートには
ばあば(実母)と行ってまいりました
思い起こせば 私(一人っ子なのですが) 子どもの頃から
母に女手一つで育ててもらいました
母の頑張りのおかげで 私はなんの苦労もせずに このように
のほほんと 脳天気な大人になっちゃいました(^▽^;)
そんな 私が中学生の時 オフコース(小田さん)の大フアンになり
その影響で 母も大好きになり 2人でよく聴いていたんですよ オフコース![]()
その 母も歳をとり(もちろん 私も歳をとり) 80歳を超え![]()
もともと持病もあったのですが ここ一年くらい 徐々に弱ってしまい
この夏 脱水で倒れてからというもの
なにもかもが![]()
あまり出歩かなくなり 足腰も相当弱っておりました
そんな母に 少しでも元気になってもらいたい気持ちもあって
なにより 冥土の土産になること 間違いなしなので
小田さんのコンサートに誘って2人で行くことにしたんです
(ほとんど 私が行きたかったから??)
前置きが 長くなって ごめんなさい
その 足腰の弱った母と 東京ドームに行く 相当無謀な 一か八かの おでかけで
ございました(;´▽`A``
東京ドームといえば 水道橋駅から橋をわたって 堂々正面から
乗り込みたかったのですが
4万人?5万人?の方たちが訪れるところに
こんなよたよた親子が混ざったら 危険すぎ
なので
ドームの真裏にある 後楽園駅に 地下鉄で行くことにしました
ばあばは 平らな道は 思いの外 スタスタと歩いてくれたので よかったのですが
でも どうも膝のあたりが心もとない・・
案の定 階段がヤバかった(><;)
駅の階段・・
登りは 私が後ろから お尻を押しながら(ドスこい
) やっっとこのぼり
(*いまだに 私が母親にかなわないものの一つが 体重なのでした 重っ
)
下りは 私が前を行き いつ落ちてきても 私が下敷きのクッションになるように![]()
覚悟を決めて 下りましたヽ(*'0'*)ツ
(もちろん エスカレーターがあるところは使ったのですが 下りはけっこうないのよねえ
)
ドームまでなんとか 無事に着いた時には ホッとして 小田さんの歌を聞く前から
すでに 涙目だった私
ところが まだ こんなん 序の口!?だった![]()
私たちは スタンド席だったのですが このスタンドの階段って
えっらく 狭くて 急で 段差がすごいのね(知らなかったよ・・・)
もちろん 普通の人は全然
だと 思うんですが
このばあばと どうやって降りようか・・・![]()
お席は見えども 5万光年くらい先に思えましたね(°Д°;≡°Д°;)
でもでも ここまで来て撤退するわけには どうしてもいかない![]()
意を決して ばあばの手を引き そーれ
その時ガクッとばあばの膝の力が抜けたようになりΣ(゚д゚;)
うりゃー
ぴょんこ 渾身の力で 支え なんとか体勢をもちなおせました
そのあとの段差も ~もしここで 私たちが滑落して 救急車騒動になったら
小田さんに申し訳ない~ という一心で 無我夢中で ばあばを降ろしました(大汗)
でも これ以上 下の席だったらと思うと 恐ろしかったですわ(;^_^A
無論 帰りのこの階段登りは ロッククライミング状態のばあさんを
下から押し上げる ばばあによる 大渋滞ができたことは 言うまでもありません![]()
みなさん お急ぎのところ大変ご迷惑をおかけいたしました
そんなこんなんでしたが 小田さんのコンサート ばあば すごくよかったみたいです
もちろん 立ち上がりはしなかったものの
小田さんが こちら方面に手を振って下さったら
ばあばも振ってました(笑)
私が あんまり必死に振るから つられちゃったんでしょうけど・・(ははは)
「あら あら 小田さん 走ってるわよ つかれるだろうねえー」 ~そうなんだよ すごいねえ
「ほとんど 一人で歌うのかい?」 ~全部だよ! 全部! 全部!
「そろそろ 終わりでしょ?」 ~まだ 前半も終わってないよ!!
「あらまっ 小田さん 大変だねえ」 ~大変なんだよ!
そして 終盤 すごくいいところで ばあば いきなりカバンをガサゴソし始める
~ねえ ちょっと どうしたの?
「鍵が あるかと思って」
~あるよ そんなもん あるよ ある ある
無視して ひとしきり捜索を続行 ようやく見つけると
安心して 手拍子なんぞ しておりました(*´Д`)=з
*上記 私のしゃべり部分は 全部 小声でございます・・
そうして 時は過ぎ 最後まで悩んだのは いつ帰るか ということ・・
やはり 5万人と一緒に帰るわけにはいかないわよねえ・・・
ぴょんこ 断腸の英断で 1回目のアンコールの後 退場いたしました(iДi)
それでも 細い通路なので 出口に向かう方たちの 行く手を 我らが
阻んだのは 前記した通りでございます![]()
おかげさまで その後は 無事 帰路につくことができました
ばあばの 寿命を延ばすか 縮めるか のどちらかだと思って
臨んだ 今回の強行でしたが
どうやら 延ばすほうになったみたいです( ̄▽ ̄)=3
ばあばだけでなく 私のほうも いい冥土の土産になる 強烈な思い出が
できました![]()
ありがたい ありがたい
こんな 締めくくりかたで よろしかったでしょうか??
この先