脳男。。。
第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の同名小説を映画化。
並はずれた身体能力を誇りながら、
生まれつき感情を持たない殺人鬼「脳男」の姿を描くアクションサスペンス。サイコバイオレンス。。。
あらすじ。。。
都内近郊で無差別連続爆破事件が発生し、犯行には舌を切り取られた女性の全身に爆弾を巻きつけた「人間爆弾」が使われていた。
正義感の強い刑事の茶屋は犯人・緑川のアジトを突き止めるが、確保できたのは身元不明の男・鈴木一郎のみ。
共犯とみなされた一郎は、その犯行手口の異常さから精神鑑定を受けることになり、担当の脳神経外科医・鷲谷は、一切の感情を表に出さない一郎に興味を抱く。やがて一郎は本庁に移送されることになるが、その途中で緑川が護送車を襲撃。
緑川と一郎は逃走してしまう。
出演は、生田斗真、松雪泰子、江口洋介、二階堂ふみ、太田莉菜、染谷将太、石橋蓮司、甲本雅裕、小澤征悦、夏八木勲さんさんほか。
瀧本智行監督がメガホンをとる。
見た日。。。 3/6 レディースデー。レイトショー。
この頃の映画館事情って、時間的に難しいんですよね~。
二月からはじまっているのもあるけれど、
そしてこれだけ時間が遅いのもあるけれど。。。
びっくりしたのが、女子は私だけでした(笑)
男性は、 だいたい二十歳前半の方。 全二十人弱って感じかな~。
感想。。。
なんか、 すごいです~。 迫力あります!
車での、カーアクション、 バス爆破、病院爆破。。。 何もかも凄い。。。
二階堂ふみ、太田莉菜さん。
私にとっては。。。ちょっと、 怖かったです。。。
演技派俳優陣達 の うまさも感じました~。
評価は、五点満点中、四点以上。
脳男。。。一郎が。。。最後には車でひかれても、ひかれても、ひかれまくっちゃうんですが。。。
脳男が人間ではない?殺人鬼なので、痛みを感じないので、ひかれても痛みで感じない。。。
身体はどんどん、こわれていくんだけれど。。。
身体のなんとか動く部分を使って起き上がろうとするんですけど、そこが人として不自然。。。
その不自然な動きが、 人間では?ない殺人鬼、 脳男。。
生田斗真くんの、無表情な演技、 良かったです。
そして、 人間ではない?無表情美しさを 、
斗真くんだからできるのかもしれませんが、とっても感じました~。
極限まで追い詰められた人間達。
極限での価値観が崩れていく。。。
極限状態、 かぎりなく、 せまってきました。。。
私は、☆ 江口洋介さんと、 松雪泰子さんを、メイン☆で
観に行ったのですが、
ここには、これ以上かけないけれど。。。
極限状態の 演技とっても良かったです☆
そして。。。 狂気は、 なんといっても、 二階堂ふみさん。。。
すごすぎます~。 マジ怖い!(笑)
以前の映画山田孝之くん主演 指輪をはめたい の時は、 あんなに清楚でかわいかったのにね~(笑)
やっぱり、 大女優への 階段、上ってるんだろうなぁ~って感じましたねっ。
染谷くん。。。 殊勝なこと言ってるけれど、 やっぱり 根底は 真逆の アクの心を持ち合わせている。。。みたいな 感じさせる演技。。。
やっぱり、 染谷将太くん、 味のある 俳優さんだねっ。
これからが、 もっと 期待しちゃいます。。。
特に松雪泰子さんは、精神科医の役でしたが、 極限状態の厳しいところに何度もさらされたし、
精神科医だからこそわかる人間の繊細な面。。。。 一郎のこと。。。犯罪者のこと。。。
そして、 何にもおいて、他がために捧げてきたのに、 自分への無力さにも、絶望も感じてたでしょうね~。
松雪さん、とても、 表情が、すばらしかったです。
原作が、 江戸川乱歩賞を受賞されるようなしっかりした作品。
そして、アクションサスペンス、 映画館で、楽しみました~♪







