茨城県指定天然記念物の「恩名のイチイガシ」です。
所在地は茨城県古河市恩名2347です。アクセス方法は、古河駅からバスに乗り大綱で下車して東へ約2km歩くか、古河駅からレンタサイクルで約15km走るかになります。
イチイガシは民家の敷地内にあります。許可を得て、見学させていただきました。
幹周り390cm、樹高11m、推定樹齢500年とされています。周囲にイチイガシは見られないため、植栽起源と思われますが、何故ここに1本だけあるのか謎です。
幹に損傷があるものの、枝葉をよく繁らせており、樹勢は良好に見えました。葉裏に黄褐色の毛があるため、独特の色に見えます。
茨城県では筑波山神社裏にもイチイガシがあるようですが、私は見つけることができませんでした。また、環境省の巨樹・巨木林データベースによると、常陸太田市の素鵞神社にもイチイガシの巨樹があるようです。しかし、常陸太田市には同名の神社が3つあり、どの神社を指すのかわかりません…。ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教示いただければ幸いです。


