・メモ

マキアヴェッリの著作、教科書などで散々取り上げられたかなり知名度の高い作品ではあるが、あまり読んだ人を見たことがない。私自身も数年前に読んだが、どんな本だったかさっぱり思い出せない、ということで再読してみた。

 

再読してみたものの、翻訳のせいか、文章のスタイルのせいか、さっぱり内容が頭に入ってこない。何度も読むのをやめようかと思ったが、意地でなんとか読み終えることができた。終盤になってようやく本書の読み方がわかってきた感じだな。

 

本書の特徴であり難所でもあるのはマキャベリが当時あるいは過去の事例を度々参照している点かな。これらの部分はその事情を知っているものにとっては理解の助けとなるが、知らないものにとっては雑音でしかない。で、その部分を除外して章ごとに読んでみると、章の最初と最後にやさしい言葉で処世訓というかノウハウというかそういった類の言葉が書かれていることに遅まきながら気づいてきた。処世術、功利主義の代表的な作品でもあり、数ヶ月中に再読決定だな。

 

誠剛くんはこう言ってる。

 

[君主論/¥679][ニッコロ・マキアヴェッリ著、大岩誠訳/角川学芸出版 (1967/4/30)]

[254p/978-4-04-408609-1]

[憎まれ者にならない、自分の気性を時世と物事とに順応して変えていけばその運命は変わらないはずである、国家理性、チェザーレ・ボルジア、悪魔の書、効率性重視・道徳性無視、カヴァルリ、大まかという風評を利用する、しっかりとした基礎を築く、君主は誰によらず慈悲深くて残虐でない、ただ戦さだけが世を治める者の錬成すべき唯一の業だから、君主たるものは自分の気持ちによるものの方を拠り所とし、他人のそれによるものに頼ってはいけない、千0610]

[角川ソフィア文庫 G-205-1][再図][036]

 

 

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