同じ形でも、ツモを組む順番によって、いいつくり方と悪い作り方に分かれます。


    N1

    ○                    ○1

○   ○  →  ○      →   ○×2
☆          ☆○○       ☆○○     という順。


手順としては非常にまずいです。

絶対やってはいけないパターン。


右端の摩擦係数が大きくなって×ゾロ待ちの非常に狭いパターンに

なってしまいました。

特別な理由がない限りゾロしか入らない

形にしてはいけません!

また、×の右におじゃまが降ると最悪です。

2段掘りでないと掘り返せません。


そもそも左から2つ目の形にしたのがよくなかったのです。

×ゾロ以外の×を含むツモでも、ちぎらないと右端に入れられません。

ちぎらない形だとその後の受けまで悪くなります。まさに泣きっ面にハチ状態。

では次の場合はどうでしょう。


      N1 N2   この状態がポイント  

      ☆ ☆     ↓              ☆

☆☆   ○ ○  →☆☆         →☆☆○

△△          △△☆○        △△☆○


組手順としてとてもいいパターンです。

4個の範囲にすべてのツモが収められています。

それよりもここで重要なことは、

   ☆

☆☆○ × ←これがあるだけで相当いい    

△△☆○○


あと1手でこの形にできることです。

非常に受けが広く、強い形です。


右端の○の上に×が乗っていることによって受けが広くなります。

×の左におじゃまが来てもそのまま伸ばせますし、

×の上におじゃまが降っても1段掘ればOKです。