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今週の見通し・株式 米金融不安で荒い展開も

今週の見通し・株式 米金融不安で荒い展開も


今週(9月29日―10月3日)の株式相場は米金融不安の先行きを巡り波乱含みの展開が見込まれる。


米銀大手のワコビアが身売りを検討と報じられるなど、金融情勢は見通しの利きにくい状況が続いている。


米金融安定化法案の協議内容への関心も高く、こうした材料を見極めながら値動きの荒い展開となりそうだ。


先週は日経平均株価が週間で27円(0.2%)下落した。


米金融安定化策への期待感から週初に上昇したが、週末にかけ法案協議の行方を見極めたいとして売りに押された。


一方、26日の米国株は法案協議が週末にもまとまるとの期待から上昇した。


今週も米金融不安の動向が投資家心理を左右するとの見方が市場の大勢を占める。


ワコビアの身売り観測のほか、米銀のなかで株価が急落するケースも目立っている。


市場では「米大手商業銀行の7―9月期決算に対する懸念が強まっている」(新光証券の瀬川剛エクイティストラテジスト)との声が多く、米当局の対応を注視している。


米法案の具体的内容の策定が進めば買い戻しが優勢となるとの指摘がある一方で、法案協議に失望感が広がれば年初来安値(1万1489円)への接近も視野に入る。


株価指数先物主導で相場の振れが大きくなる公算が大きい。


10月1日には日銀が企業短期経済観測調査(短観)を発表する。


大企業製造業の景況判断指数(DI)の市場予想平均はマイナス2。


前回6月調査から7ポイントの大幅悪化で、2003年6月以来のマイナスとなる見通しだ。


企業心理が冷え込んでいるとの分析が多く、株価の上値を抑える要因となりそうだ。


9月30日には8月の鉱工業生産指数が発表される。


企業業績にも不透明感が強まっている。


先週には通期業績見通しの下方修正を発表する企業が増加。


不動産関連などで複数の上場企業が破綻した。


米金融情勢の悪化に歯止めが掛かっても、業績面での不安から積極的な買いが手控えられることも考えられる。(07:00) NIKKEI NET


<米国>深刻さ増す金融危機 大手行に経営危機の恐れも
9月27日18時55分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080927-00000073-mai-bus_all


【ワシントン斉藤信宏】米議会が金融安定化法案をめぐる協議で合意できないまま週末を迎え、米金融危機が深刻さを増している。


25日の米貯蓄貸付組合最大手ワシントン・ミューチュアルの破綻(はたん)に続き、26日には株価が急落し資金繰り不安が高まっている米銀行4位ワコビアが米金融大手シティグループなどと「身売り」交渉に入ったと伝えられた。


法案協議や合併交渉の行方次第では、大手銀行までが経営危機に直面する恐れも出てきた。


(-。-;) 米国の金融危機は今から本格化してくると思いますメラメラ


日本国内も悪化する実態経済と全体を見れば暗いですが、分野別、企業別で見れば伸びてきている楽しみな企業も沢山あります!?


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