• 16 Jan
    • 「居場所」の修行

      昨年末からお友達の平井さんがやっている「ハッピーホームデイサービス」にて毎週火曜日、小規模デイのスタッフをさせていただいている。「地域の居場所」について、見識を深めたく、押しかけ修行をさせていただいていたけれど、あとは今月30日に行って修行第1弾、終了である。思えば、30代前半で、生まれて初めて仕事として経験した福祉の現場が認知症高齢者の現場であった。あれから20年。高齢者をめぐる福祉の現場の状況は思った以上に厳しいと感じた。それでも、熱意を持った優秀なスタッフに支えておられつまりは、労働環境としては決して恵まれているとは言えない状況なのにわざわざこの仕事・この現場を選ぼうとする人がいるほど「介護」「福祉」の仕事には、やっぱり魅力があるということがわかった。あれから20年。福祉の現場は、どんどん大変になるのだけれど、デイサービスの利用者たる認知症のじいちゃんばあちゃんは全く変わらず、泣けてくるほど優しく、誇り高く、今の自分にちょっと自信を無くしているけれど、若かったころの話となるとイキイキと目が輝く。じいちゃんばあちゃんは、どうしてあんなに優しいのだろう・・・スタッフに不手際があっても「いいのよ、いいのよ、ありがとうねぇ」と笑顔をくださる。ユーモアたっぷりなギャグで笑わせてくださる。今回の「修行」では、実にたくさんの事を平井さんやスタッフさん、じいちゃんばあちゃんから教わった。「居場所」歓迎される場所栄養のあるご飯が食べらる場所、入りたければお風呂に入れること、過ごし方を強制されないことやりたいことを手伝ってくれる人がいる話を聞いてくれる人がいる、役割がある、「安心」がある人として大切にされているほったらかされない場所どんなときでも「味方」なってくれる人がいるそんなステキな場所・・・・・

      NEW!

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  • 15 Jan
    • 負けるもんか!負けるもんか!

      今日は何故か、恐ろしく電話が多かった。ケータイは、スマホとガラケーの2台持ちなんだけど、朝の8時半くらいから、あっちが鳴ったり、こっちが鳴ったり。午前中は、現在、スタッフ不在時の電話対応をしている関係でフードバンクへの問合せが相次いだ。今までにない状態。フードバンクは、ぐんぐん右肩上がりに需要が伸びているがなんといってもボランティアベースで活動している団体なので需要が伸びる分、経費がかかり、活動の継続が厳しくなる。皆様、どうぞ「フードバンクネット西埼玉」の活動をお支えください。WEBからクレジットカードでも資金援助が可能です。https://www.fbn-nishi-saitama.com/フードバンクの問い合わせ電話の合間に、生活相談の電話もチラチラ入っている。私自身、先週から自己評価を低めることばかり自分でしでかしていてすっかり暗い気持ちなんだけど生活相談の対応をしていると、自分の事がどこかに吹き飛び、もりもりエネルギーが湧いてくる。気に障ることを言われても、その場で言い返す力がなくうじうじするくせに弱い方々のサポートの場面ではグッと強気になり役所だろうと警察だろうとポンポンと言葉が出てくるように、自分の欠点をこじらせて悶々とするくせに困りごとの相談が入ると元気いっぱいになり「大丈夫、何とかなりますよ絶対!」とか言ってる自分。変なの。お友達に、とても強くたくましく能力の高いガラの悪いオヤジがいてその人に「ヘタレそうなときにはどうしてるの?」と聞いてみたら「負けるもんか!負けるもんか!と言いながら、酔いつぶれる」という返事が返ってきた。電話の合間、気持ちが重くなってきたら、すかさず「負けるもんか!負けるもんか!」とつぶやき続けてみた。そしたら、夕方になって、ワクワクするような話が二つ舞い込んできた。ヘタレな自分に、負けるもんか。顔を上げて前を向いていよう。

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  • 14 Jan
    • 自己評価が低い

      もともと、自己評価は高くない。すぐに「自分はだめだ」「自分がだめだ」となってしまう。どうどうと、「私は悪くない、悪いのはあなたでしょう?」って言える人を尊敬する。今日は、ちょっと戦わなければならなかった。まあ、そんな大したことではないだけれど、わたしにしては、ちょっと戦わなければならなかった。ちょっとしたトラブルをめぐって、事実関係を明確に、第三者に伝えなければならなかった。相手はちょっと嘘をついていた。それは意図的ではなく、「勘違いしている」というレベルだったけど事実とちょっと違っていた。そういう場面がとても苦手だ。その場で「それ、ちょっと違いますよね?こうこうこうだったですよね?」とか言えない。心の中で「この人、勘違いしてる」「嘘ついてる」「話が違ってる」と思いながら黙り込んでしまう。黙り込んでしまうのは、それは、「逃げ」だと思う。強く言って、言い合いになって、言い負かされたりひどいことを言われて傷ついたりするのが怖いので黙り込むことでひたすら逃げる。それは大人がすることではない、と思っても、そうしてしまう。そして、それが重なると、心の中にだんだん溜まっていきある日爆発する。そしてその後、爆発した自分のことが大嫌いになり、さらに自己評価が下がっていく、という悪循環となるが、そういう人生を50年以上生きてきている。こういうのって、年とっても治らないのね。ところが。ところが、である。これが、自分の事でなく、自分より弱い人のためとなると自分でも信じられないくらい「主張」ができるから不思議だ。生活保護の水際作戦の場面などに同席しようものなら「それ、おかしいですよね?」「生活保護法のどこにそんなこと書いてありますか?」「法律に会ってませんよね?」「なぜ申請書をだしていただけないんですか?申請権の侵害ですよ」など、ポンポン出てくる。まるで別人のよう。自分の中にどういうスイッチがあるのか、よくわからない。自分はどこか、少しおかしいんだろうなあと思う。ねじれているとも思う。でも、それでいいのかもね。そうでなかったら、相当鼻持ちならない孤独なオバサンになっていたことでしょうね。ホントにね。

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  • 13 Jan
    • 受診同行、そして決意

      今日はオジサンの受診に同行した。年末に脳梗塞で倒れて病院に入院中のオジサンだけど、前々から目がよく見えないと言う話があり、受診に行きましょうね、と言っているうちに入院してしまった。でも、とてもよい病院で、目のこともちゃんと気にしてくださり、今日は外出許可をもらって一緒に眼科を受診して来た。まだふらつきがあるので、車椅子で病院の出口まで行き、私の車に乗って🚗五分ほどのところにある病院に行き、車椅子を借りて車から降りて受診した。順番を待っている間、いろんな話をした。あと1ヶ月ほどで退院なんだけど、その後は知り合いの「ナースさくまの家」というなんと看護師から同居すると言う素晴らしいシェアハウスに入居させてもらえることになっている。というか、このオジサンには「ナースさくまの家」しかない!と私が必死にナースさくまにお願いした。他市なので、生活保護の移管がややこしそうなんだけど、それは私とさくまの家がある三鷹の社会福祉士仲間に援護を頼もう。オジサンと話をしていたら、引越しのことや手続きのことをとても心配しておられることがわかった。そして、1人で他市に行くことも不安に思っておられるようだった。「そんなの、全部私たちがなんとかするに決まってるじゃないですか!オジサンは何も心配しなくていいんですよ!任せてね!」「さくまさんはね、私の知り合いで、安心してオジサンのことを任せられるところはここしかないと思ってるんです。引越した後も会いに行きますよ!」なんてことを言ったらオジサンは「オレみたいな男が、こんないい人たちに親切にしてもらえて……」と泪を流し、声を詰まらせた。「そんな、こんな事当たり前のことですよ」と、伝えた。本当に当たり前のことだ。ソーシャルワーカーとして、当たり前のことだ。オジサンと記念写真。掲載については、もちろんご本人の許可をいただいていますよ。困窮者支援と後見人とフードバンク活動と三つ巴でやって来たが、フードバンクはそろそろ私は手を引いていこうと思う。もう活動はバリバリ軌道に乗り、資金面が多少心配があるものの、やる気満々の人は何人もいる。私が理事として居座る必要もない感じになってきている。そちらはそろそろいいかな。明日は、夜にその話し合いが行われる。

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  • 10 Jan
    • 嗚呼!皮算用

      あるオジサンが他県の、全く見ず知らずの市役所からお手紙が来たと話に来た。何だろうね、と見せてもらったところ部署は、都市計画を担当する部署。「心当たりはないの?」と聞くとうーーーーん、顔も覚えていない親父の出身地・・・かな?とのこと。とりあえず、ご本人の代理で電話をしてみた。すると、土地の所有がはっきりしない区画があり、明治大正の頃の記録を見たら何とかゲンゴロウさんだとか何とかいう人の名前がでてきて明治大正のころから相続の手続きも何もされないまま放置されているのだとか。その人の戸籍をいろいろ辿ったらウチのオジサンの名前と住所にたどり着いたのだと市役所の人は言う。「別に、買収とかなんとか、そんな話じゃないですから心当たりなければ、ほっといてください」と言われたけど大きさと場所からして、多分墓所だ、という話だけど、明日、知り合いの弁護士さんに、放置してよいものかどうか相談してみることになった。電話する前にオジサンと「オジサンが知らないうちに、ものすごい遺産を相続することになってたらどうする?何億円もあったりしたらどうする?」「おう!そん時は、いくらでもサマリアに寄付するよ!」「わーーーい!やったー!やったー!」と、さんざん2人してワクワクと捕らぬ狸の皮算用で盛り上がってしまっていて、年末ジャンボ買ったより盛り上がっていたため、どうもそういうことでもなさそうな市役所の人の言葉にスーーーーーっと、その場が盛り下がってこれまた二人そろってさびしーーー気持ちになってしまった。景気づけに、一緒にランチに行くことにした。近所に、インドの人がやっているおいしいインドカレーの店があるのだがオジサンは生まれてこの方、インド人のインドカレーは食べたことがないというのでそこに行くことにした。オジサンは、チキンカレーの中辛と、ナンと、私のオススメでチャイ、のセットメニューを、私は、マトンカレーの辛口で、あとは同じセットメニューを頼んだ。生まれて初めてのインドカレーとナンをオジサンは「おいしい!おいしい!」と大喜びで平らげ、私が食べきれなかった、ナン半分も「どうぞ」と言ったらあっという間に平らげ、「生まれて初めて食べた!うまかった、うまかった♪」と大喜びで「じゃあね」と自転車で帰っていった。最後は楽しく終われたから、まあいいね。明日、弁護士さんには念のため電話をしてみよう。

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  • 07 Jan
    • 映画鑑賞と「埼玉抱樸館」への道①

      今日は、所沢の喜多町にある「カフェすぅいーとはーと」にて映画「私はダニエルブレイク」の鑑賞会を行った。内輪の鑑賞会なので何人くらい集まるかな~と思っていたら、20人ほど来ていただき、お店の中は満員であった。「私はダニエルブレイク」は何回見てもずしりと来る映画である。制度や窓口をいくら作ってもそこに血が通っていないと役に立たない。社会保障は、制度やルールではなく「人」次第である、困っている人につながる「人」が一番重要なんであるということがよくわかる。窓口でお仕事なさっている皆様。「つながる」ことを最優先にお仕事されていますか?それとも、「ふるいにかける」ためにお仕事されていますか?映画を観終わって、参加してくださった方々と感想を共有したかったのだけれど、そのあとに、とてもお忙しい人にお時間を取っていただいて約束をしていたので一緒に映画をみた皆様へのご挨拶も早々に大急ぎでそちらに向かう。向かう先は、羽田到着ロビーである。明日、NPO法人サマリアも会員になっている「ホームレス支援全国ネットワーク」の10周年記念イベントがあるのでhttp://www.homeless-net.org/docs/20180108chirashi2.pdf北九州からNPO法人抱樸の奥田知志さんがいらっしゃる。到着ロビーで待ち合わせて、ご飯食べながら、ちょっと相談事をする予定だった。所沢を出るのが少し遅くなり、予定していた電車に乗りそびれてしまった。もしかしたら、車で高速飛ばした方が早いかも、と思い、そのまま、車で羽田に向かった。ところが、運転用の眼鏡を持ってきていなかったため、標識がよく見えない。いつもの、長いトンネルを通るルートだったらそんなに分岐もないけれどカーナビがレインボーブリッジを通るルートを行け、そっちが早いというのでそっちのコースは分岐だらけでマリオカートみたいで緊張するのになあと少々不安に思いながらも、早さ優先でそっちをいった。そしたら意外に早くて、約束の時間に間に合えそうだった。と、油断したところで分岐を間違え、レインボーブリッジを無事にわたるところまできて羽田は目と鼻の先だったのに、千葉に向かってしまった。げげげ~💦と泣きながらナビの指示通りにグルーーーんと首都高を回り、もう一回レインボーブリッジを渡り、今度は間違えずにちゃんと羽田空港のパーキングについた。結局30分近く遅刻してしまい、途中、奥田さんご本人からもお電話をいただいてしまった。幸い、私以外の、NPO法人サマリアの理事2人と美人弁護士はきちんと時間通りに待ち合わせ場所に来ており、お客様を一人待たせることにはならなかったが、こんな超多忙な有名人をお待たせするなんてなんて罰当たりなんだと、本当に自分が情けなかった。分岐さえ間違わなければ電車より車の方が早かったのに。到着ロビーの「銀座ライオン」で居所提供の事業について、いろいろと奥田さんにご助言をいただいた。サマリアで関わっていた人が今、裁判になっているのだけれど安心して帰ってきていい場所安心して一生暮らせる場所を「絶対に用意して、待ってるからね」と約束しているのだ。今まで、ちゃんとした居所提供を事業化する何度かチャンスはあったのに理事の意見が割れたりなんだかんだあって結局きちんとした形にできなかった。でも今度は、その人のために絶対に形にしなければならない。「埼玉抱樸館」、今日、奥田さん、森松さん、中間さんとお話して方向性は見えてきた。あとはプランを練り、ひとつひとつ、取り掛かっていく。

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  • 06 Jan
    • いろいろあるが、とりあえずドラッガーを読む

      本当に日々いろいろなことがある。いろいろありすぎて、いろいろなことが起こるのをもう面白がるしかない。自分も含め、世の中、本当に人っていろいろ。イヌネコもいろいろいるけれど人もいろいろ。そこが、いいんだと思うので自分も「いろいろ」な人の一人であることを自覚しつつもうなるように傍観していくしかない。ドラッガー先生、曰く。■忙しい人達が、やめても問題ないことをいかに多くしているかは驚くほどである。なすべきことは、自分自身、自らの組織、他の組織に何ら貢献しない仕事に対しては、ノーと言うことである。■会議を成果あるものにするには、会議の冒頭に、会議の目的と果たすべき貢献を明らかにしなければならない。そして会議をその目的に沿って進めなければならない。特定の目的のある会議を、だれもが勝手に素晴らしいアイデアを言い合う自由討議の場としてはならない。■有能さは修得できる。■問題解決を図るよりも、新しい機会に着目して創造せよ。■指揮者は、一人の人間を受け入れるために、楽譜を書き直したりはしない。■できることから始めるのではなく、正しいことから始めるのです。・・・・・・・・・・それにしても、部屋が散らかりすぎだな。

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  • 05 Jan
    • 飲みニケーション

      普段は車で移動が多いためなかなかお酒を飲む機会が(飲める機会が)少ないのだけれどこの年末年始はやたら飲む機会が多かった。飲みにケーションというものはやはり馬鹿にできないということがよく分かった。いろいろ、具体的に書こうかなと思ったけどやはりそれは止めておこう。年明けから身辺にいろいろと動きがある。今年はとても忙しくなりそうだけれど「希望」が見えてきている。ねぇ、モモちゃん。モモちゃんの飼い主さんはホームレスさんであった。モモちゃんのご飯もまともにあげられなくていなくて本人も痩せていたけれどモモちゃんもガリガリに痩せて、ところどころハゲができていて爪は伸び放題、デンタルケアも全くされていなくてぎょっとするほど歯石がひどく歯茎が腫れ上がっていた。モモちゃんはうちで預かり飼い主さんは生活保護を受けて生活を立て直しそしてモモちゃんを迎えに来るはずだった。その約束をしたのは4年前の2月であった。現在モモちゃんはきちんと健康管理をされ定期的に爪切りにも行き定期的に歯の検査もしすっかり元気に健康になった。飼い主さんとは、その後連絡が取れなくなってしまった。今、モモちゃんは我が家でシアワセそうにしているけれど飼い主さんは、きっとモモちゃんの事を思い出しては寂しく思っているのではないか・・・結果的に、私は、その人から、大切なペットを奪ってしまったのではないか、時々そのことが気になってしまう。ねえ、モモちゃん、あなたも飼い主さんの事、時々思い出したりしてる?どうしてるだろうね・・・

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  • 03 Jan
    • 伴走型支援士講座と証明写真

      困窮者支援のNPOは「ホームレス支援全国ネットワーク」という全国組織の会員である。立ち上げ当時からだから、もう少ししたら10年選手となる。「ホームレス・・・・・」では、5年前くらいから「伴走型支援士」という伴走型の困窮者支援に特化した人材育成の取り組みを始めていてわたしも前から受けたい受けたいと思いつつ、場所が遠かったり、時間が合わなかったりでなかなかいけなかった。しかし、今回は場所もやっと東京で日程も空いていたため、やっと申し込みができるのでもう一人、人を誘って、張り切って参加する。申し込みには顔写真の提出が必要で今日やっと、写真も忘れずに取りに行けた。いつも、証明写真の機械があるあたりに行くと忘れてしまって帰ってきてからあ!となるのだが、今日は、忘れずに撮影マシン(?)に座った。しかし!座った瞬間、あ!となった。なぜなら、今日は一日、犬の散歩くらいしか外出の予定がなかったので、化粧をしていなかったのであった。ただし、宅配便のオジサンに怖がられたらいけないので眉毛だけは一応書いておいた。ちょっと、どうしようか、ちゃんとお化粧している日に撮りにこようか迷まよいつつ機械を眺めていたら+200円で「美肌効果~シミしわを目立たなくします」とあったので、200円奮発して、スッピン(眉毛は書いたけど)を何とかしてもらうことにした。その結果がこれ。・・・・・・・・・・ああ!我ながら、何かの犯人のように人相が悪いでもまあ、全国ネットワークの人たちもみんな顔見知りだから「黒田もずいぶんくたびれたね」くらいで、誰も気にもしないだろうし別にいいや、高いし。ところで「ホームレス支援全国ネットワーク」の代表は北九州のNPO法人抱樸の奥田知志さんである。実は同い年である。ほかに反貧困ネットワーク埼玉の猪俣弁護士も同い年。皆さん、大変なバイタリティだ。わたしももうちょっとだけ、がんばろうと思っている。できる範囲でね。

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  • 02 Jan
    • お正月

      今年もお正月が来たのだがいろいろな人に生活費をお配りする日に重なったため、正月早々のお仕事となった。困窮者支援活動のサマリアでは本来は、年末に忘年会をし、元旦にはみんなで初もうでに行ったりしていたのだけれど(月1回の食事会をしたりもしていた)、いろいろ訳アリで、おととし昨年は忘年会なし同様に昨年と今年は初もうでも計画しなかった。どうしてやらなくなったのかというとそれは一方的なこちら側の都合で「ここ数年、余裕がなかった」からなのであるが、中には、何もないことをとても寂しがるオジサンがいて、年末が近づくにつれ何度も何度も電話がかかってくるようになった。今年は、去年よりちょっとだけ、ゆとりが持てたので、初もうでとまでは行かなかったけれど有志で、ランチ新年会をすることにした。急に思い立ったことだったので、オジサン二人と私の三人だけの新年会になったけれど、オジサンたちが「敷居が高い」としきりにいい自分たちだけでは行かない某定食屋チェーンに行き一緒に定食を食べた。寂しがりやのオジサンはとても喜んでくださり、わたしに「お年玉だ!」と言って11月の日付入りのどこかのパチンコ屋のイベント来店記念のお菓子の詰め合わせをくれた。新年会をしたかったオジサンは、ホッケ焼き定食を食べていた。この人は、お酒を飲みすぎ、きちんと食事を食べないため健康面がとても心配な人だけど、今日は、機嫌よくご飯もホッケも味噌汁も2/3ほど召し上がっていた。それにしても、オジサンの寝ぐせがひどくて目が合うたびに噴出してしまった。一人の大晦日が寂しくて、しこたま飲んで寝てたんだろうな・・・・みんなで楽しく年を越せるような、そんな場所を作りたいなあ・・・オジサンたちと別れて、今度は高速道路に乗って、遠い施設に入っている人に会いに行った。こちらは、本人が施設で行儀良くしないため、追い出しかけられている。施設長さんはとても良い人で、人情のある人である。対人援助技術の理屈なんかより、人情で厚く人と関わる人である。その施設長さんの施設に、相当迷惑をかけてしまっている。正月早々だけど、ご本人とよく話をした。あなたが安全に生きていくためには施設の福祉サービスを利用することは必要なこと、みんなはあなたを守ろうとしている、そのことは、どうしたらこの人の心に届くのだろうか。支援の「ジレンマ」である。本人の望む暮らしは、本人の身の安全につながらない。どうしたらいいのか。それでも本人の望む暮らしを支援するのか、判断力が十分でないということで「支援者の考え」を押し通すのか。帰り道はもう日が暮れて西側の端っこはオレンジ色、そのまま空は紫から濃紺のグラデーションが東の地平線に向かっていた。そこに大きなお月様。今年最初のスーパームーン。きれいなお月さまと一緒に高速道路を戻りながら、ココロは重かった。家に着くと、待っていたかのように家を失くしてしまった人から電話が入った。埼玉から遠いところだったけど幸い、支援者の知り合いがいる地域だったので「正月早々悪いなあ・・・」と思いつつ連絡を入れてみた。1時間くらいして、知り合いから無事に本人に会えて対応してくださった旨の連絡が返ってきた。よかった。1日の夜は、とりあえず明るい気持ちで眠りにつくことができた。

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  • 28 Dec
    • 無理をするとよくない

      久しぶりのブログ更新となった。何と言っても年末。いろんなことに追いまくられる。年が変わるとなると、なんだか年内にいろんなことを終わらせなければならない気持ちになるのはなんでだろう。なんでもかんでも。最近は「無理をするとよくない」と思わされることが続いた。自分自身が、猫アレルギーが悪化し、やっと治ったのだけれど自分の体調の事だけでなく、人間関係も、組織も、無理してはいけない。嫌いな人、そばにいたくない人、迷惑な人のことはなんとかしよう。こっちが遠ざかることができないのなら、あっちにどっかいってもらうか何か、何とかしよう。それから、組織も。「身の丈」というのが大事。無理すると、いろいろとほころびが出る。ほころんだままじゃいけない。組織のほころびは、検証し、改善していかなくてはならない。検証し、改善していくことが、組織づくりだし、前進するということでしょ?ほころびをごまかし、直視することを避けていると大きな問題に発展しかねない。「身の丈に合った活動」もしくは「多少余裕がある程度の活動」がよい。弱小だろうと何だろうと、身の丈に合った活動で自分たちの歩幅で歩くのが一番安心だし、一番確実。あわただしい年の瀬に本当にそう実感した。だからね、パンダは、シャケなんかくわえちゃダメだよ。熊の真似なんかしなくていいんだよ。笹の葉くわえてマッタリと寝そべっていればいいんだよね。

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  • 22 Dec
  • 21 Dec
    • 犯罪行為に及ぶ知的障害者のこと

      最近、毎週火曜日に「修行」(小規模デイでのバイト)をしているのでほかの曜日が鬼のような過密スケジュールとなっている。特に今は年末。年末だとなると、いろんなことを年内にやってしまいたくなって普段以上に予定を詰め込みがちだ。今日も、抜かりなく、ひとつも落とすことなく、細々とした事を片付けていこうと決意しガンガンやった。埼玉の西の方を所沢→和光→川越→所沢、と移動しつつ。ほとんどが後見の仕事だけれど、「川越」は、困窮者支援がらみで、うちのNPOで関わっていた人の裁判で私が「情状証人」として法廷に立つのだった。あんまり喜ばしいことではないのだけれど「情状証人」も初めてではなくそのこと自体はそんなにプレッシャーではないが福祉の専門家として法廷に立つということについては緊張する。先日逮捕されたオジサンに関してはなんとか医療につなぎたくて不起訴にしてもらいたくて右往左往したけれど、こちらの人の場合は逆に「きちんと、やったこと相応の刑罰を与えてほしい」という方向で弁護士さんと連携している。こちらの人は感情抑制が効かずに犯罪行為に及び、累犯となっている人である。感情といっても「怒り」に限らず、寂しさとか、退屈とか、そういう感情が背後にある場合もある。この人は、知的障害があることで罪が軽くなる場合が多かったことがかえって本人の「犯罪行為」へのハードルを下げてしまったのではないかと私は感じている。「犯罪」と言われるようなことをすると自分がとても辛い思いをすることになるということをいたずらをした子供のお尻をぺんぺんするように本人が、痛い思いをして「経験」し学んでいくことが必要だと私は思っている。でも、それでも、どういう状態が本人にとって「犯罪行為をしてはいけない」と理解できる状態となるかは実はわたしには全くわかっていない。この人は、普通に生まれ育って大人になった人には想像もできない状況の中で大人になってきている。大人になっていく過程の中で、いろいろな「技術」を身に着けてきている。それは、普通の人には必要のない技術である。普通の人には必要のないことがこの人には、そうしないと生きてこられなかったしこれからもそうだと思い込んでいる。でも、実は、その「技術」が、「本人が望むような生活」を遠ざけてしまっていることをどうしたら、本人が理解してくれるだろうか、それが、私にはわからない。会話をすれば、それなりの立派な言葉が返ってくるが全く理解はしていない。反省を求めれば反省を謝罪を求めれば謝罪を返してくれるけれどそれは単なる技術としての「言葉」だけでありこの人は何も変わらない。というのが、関わり始めて3年目の今わかってきたことである。しかし、もう一人の捕まっている人が振り返ってみると7年かけて少しずつ「よりましよりまし」となってきているようにこの人も3年前と今では、(再犯はしたけれど)やっぱり「よりまし」になっていることは間違いない。このお二人から私が学ばせていただいていることは「累犯は急には止まらない」ということである。急には止まらないが、「よりまし、よりまし」を積み重ねながら、間隔をあけていくことはできるようだ。「再犯はある」という事を前提に付き合った方がよい。再犯のエピソードも含めて、長いお付き合いをしていく覚悟が必要である。再犯にもお付き合いして、そのパターンを把握しご本人たちと一緒に「よりまし、よりまし」と一歩一歩犯罪行為から遠ざかっていく・・・・。長い旅になりそうね。こういう研修に参加することにしました。とても期待できる研修だと思います。皆さんも一緒に参加しませんか?申込用紙は↓3ページ目です。非行・犯罪行為に至った知的障害者を支援し続ける人のための双方向参加型研修会 主催:国立重度知的障害者総合施設のぞみの園

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  • 19 Dec
    • ごちゃまぜの居場所、という場所

      福祉の世界で、子どもも高齢者も障がい者も普通の人も、地域でみんな一緒に過ごす場所、というのが今、福祉の世界ではやっているようである。10年ほど前に「富山型」が話題となりその後、いつのまにかいろいろなことろに取り組みが広がっていてるらしい。先日、実家に帰るついでに見に行こうと思っていきそこなった熊本の「おーさぁ」http://www.kengun.net/osa/panfu/もそうだし。今日は、所沢のお友達が富山の「このゆびとまれ」http://www.geocities.jp/kono_yubi/同じく富山の「にぎやか」http://www.nigiyaka.jp/それと、石川の「シェア金沢」http://www.bussien.com/#/を見てきたそうで、報告会をやるというので、毎週火曜日の小規模デイ修業の後、参加してきた。富山の取り組みは、知識として知っていたけれど「シェア金沢」については、初めて知った。説明を聞きながら、富山の取り組みは、同じ福祉の現場のものとして共感できけれど「シェア金沢」は聞けば聞くほど、なんだか違和感を感じてしまった。帰る道々、これは何だろうと自問自答していたが、ゆるキャラに例えていうと、コバトンととくまもんの違いに似ている気がした。解説するとコバトン誕生秘話は以下を参照http://www.pref.saitama.lg.jp/a0301/kobaton/tanjo.htmlたまたま埼玉で開催される国体のイメージキャラを県民に公募、応募した高校生の作品が選ばれ(それが、これ↓)それをデザイン化して、「コバトン」として使用された。国体が終わっても、なんとなくもうめんどくさいからそのまま「県のキャラクターにしてもいいよね」という感じで県のキャラになったという、ゆるい話である。しかしその後、コバトンは、そのゆるさゆえに多くの人に愛され「ゆるキャラ」のはしりとして人気者となった。が、今はもう人気も落ち着きを取り戻して(?)いる。それに対して、くまモンは綿密な戦略のもと、東京のデザイナーが「狙って」作ったキャラでありまったく、ゆるくない。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%83%A2%E3%83%B3そして、そのくまモンが生み出した経済効果は、よく言われるとおりである。まったく、くまモンは熊本のもののように装いながら、実はよそ者である。富山型は、現場のものからして「ああ、それ、いいね~!」と応援したくなるけどシェア金沢は、支援の事がわかっていない「よそ者」の臭いがする。富山型の同じ系統に「浦河べてるの家」系があり埼玉にも同じ系列の本庄市の「佐久間さんち」の取り組みがある。共通するのは、目の前にいる人たちのニーズのために、損得勘定もできない福祉バカが一生懸命やったいったら、こうなってきた、というストーリーである。くまモン型の「シェア金沢」は福祉が、福祉には関係ない人たちに利用されてできちゃってだから、あまり福祉的ではないものになっちゃった、という残念な感じがする。(自分で行ってみたわけではないので、断言できないが)「シェア金沢」は、地域のどういうニーズに対応するために作られたんだろう。どうして、そこでそれをやらなければならなかったのかが見えない。やたら、必要以上にカッコいい建物、トイレ一つにしても、やたらデザイン性の高い看板それらをデザインしたデザイナーや設計士やいろんなところにお金が支払われたんだろうな・・・。そのお金は、本当は、そこを利用する利用者や、そこで支援をする職員のために使われるべきもので建物や小物類の美しさやかっこよさよりも利用者がみんな笑顔でシアワセに暮らすために質の高い支援を提供するために使われるべきだったお金ではないか。トイレの案内看板とか、利用者さんたちに書いてもらえばいいのに。きっと素敵な看板ができるだろうに。支援の質や、利用者の満足のためにも、お金は投じられたのだろうか。そこが一番心配である。福祉の現場はお金がないので、使われ方がもったいないと本当に残念になる。何億というお金を福祉に投じてもらえるならきちんと必要な人に役立つ形で投じてもらいたい。必要以上にカッコいい建物ややけにカッコいいトイレの看板は無くてもよいので、だれでも安心して好きなように過ごせる場所と得意なことで活躍できる場所がほしい。わたしもそういうところでキャラの濃いオジサンたちと活躍したい。追記プログを見た人から「コバトンとくまモンの例えは間違っている、なぜなら、くまモンは大成功だがシェア金沢はそうではないようだから」との指摘があった。その部分はそうかもしれないけど、私が例えたかったのは現場で立ち上がって来たことと計算で作られたものの違い。そういう事で、お許しくださいm(_ _)m

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  • 18 Dec
    • 司法福祉実践例ー行き詰まり編ー

      発達障害と妄想の問題を抱えたキャラ濃いめのオジサンが入院目前にしょーーーーーもない事件を起こしてタイホされてしまった件、刑事さんに訴え、弁護士さんに訴え、お願いし、精神科の先生とも作戦を練り、なんとか、ムショ→シャバ→ムショのリフレインパターン を変えたいと支援者としてできる限りをつくしていたけれど、余罪がちょろちょろ、それも、どれもこれもしょーーーーもない話だけれど、司法のルールとして、不起訴になって入院、というのは、ちょっと難しいことになった、ということは以前書いた。それで、さて、どうしよう、ということを関係者で考えている。逮捕されると、生活保護はいったんストップ、起訴されたところで、廃止される。ということは、収入がなくなる。家賃が払えないことになるので賃貸借契約は終了となり部屋を大家さんに引き渡さなければならない。しかしご本人がいろいろこだわりがあるうえに、妄想が爆走していたため、アパートの部屋を、かなり個性的にリフォームしてしまっている。簡単に言うと、部屋を破壊している。それも、相当なレベルである。部屋を引きわした時の、原状回復費が・・・・・・・予測不能なくらい。うっひゃ~~~と思うと同時に、ご本人が、私たちには理解できない「辛さ」にこんなにも苦しんでいたのだと胸に刺さる気持ちにもなる。しかし、それはそれ、これはこれ、想像でいないほどの原状回復費は誰が払うのか、という問題もある。家族からは、とっくに縁を切られている。保佐人がいるが、保佐人は、本人の借財を肩代わりする義務はない。こういう時のための保証会社なのだろうけれど、保証会社の限度を軽く飛び越えているような気がする。本当に、快く部屋を貸してくださった大家さんに本当に申し訳ない・・・・・。原状回復費を払うのと、ご本人がお勤め終えて出てきたときに引き続き住んでもらうとして私たちで借り上げてしまうのとどっちがコストがかかるだろうか、というレベルの話になっている。さて、どうしましょうね・・・・・。と、悩みつつのとんこつラーメン。西所沢駅前「一指禅」ところで、私たちが応援していた「ナース佐久間の家」のクラウドファンディングが皆様のご支援により無事に目標額に達したようです。皆様、本当にありがとうござます( ^ω^ )世の中には、やっぱり「愛」があふれていますね♥

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  • 17 Dec
    • ナース佐久間の家

      夕方、入院しているオジサンのお見舞いに行ってきた。担当の先生から「経過説明をしたいから来てください」とお電話もあった。小脳に脳梗塞を起こして救急車で運ばれたオジサンは先日までSCUにいたけれどもう一般病棟に移っていて順調に回復している。先生のお話では、順調に回復していて小脳だから、体にはほとんど麻痺は出ないけれどバランスがうまくとれずフラフラしたりずっと車酔いしているみたいに気分が悪い状態が続くのと嚥下がうまくできない、ろれつが回らないというのがどこまで回復できるかこれからのリハビリの成果次第だとのこと。どのみち、今までのようにアパートで独り暮らしをするのは難しいとのことでどこか、医療行為や介護もやってもらえるような施設を当たっておいてほしいとも言われた。わたしとしては、オジサンが退院するときは三鷹の「ナース佐久間の家」に入れてもらおうと思っていて家長の佐久間さんにも、話をしてある。「ナース佐久間の家」はナースの佐久間さんと一緒に暮らしながら終の棲家として在宅生活ができるという夢のような、画期的な家。究極の在宅ケア、である。先日、所沢の福祉仲間と見学に行き、ナース佐久間に一目ぼれしてしまった。一緒に暮らしちゃうなんて、そこまで腹をくくれるなんて尊敬する!介護や在宅医療が必要なのに退院する家や見てくれる家族がいないオジサンたちにとっての夢の家である「ナース佐久間の家」事業継続のために、クラウドファンディングに参加中です。皆様、私の大好きな大切なオジサンのためにもご協力をなにとぞよろしくお願いいたします。https://readyfor.jp/projects/14080/announcements/68841https://www.facebook.com/n.sakuma.h/

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  • 16 Dec
    • 「結婚」のリスク

      先日、仕事の移動中に効いていたFMで、キャリア系女子が「結婚」のコスパを考え、「結婚しない」ことを選択する傾向にあるという話を聞いた。安定した収入があるキャリア系の女性が結婚した場合もし、何かで仕事を辞め専業主婦にならなくてはならなくなった場合の生涯年収の差子どもの「出産や育児」のためにキャリアが中断されるリスク子どもや親族など、自分以外のために出費をしなければならなくなる状況などなど、結婚した場合としない場合を経済的に比較すると「結婚なんて、損でしかない」と結婚しないことにする人が増えているそうだ。信じられない。結婚って、損得で考えるのではなく愛する人と巡り合い、一緒に時を過ごし様々な物事を共有し家族となる、それは、「損か得か」なんて考える余裕もなくただもう、この人とずっと一緒にいたい、という気持ちだけで、この人と一緒なら、どんな困難もきっと越えていけるから結婚したいと思うのではないの?と考えながら、話を聞いていたら、好きな人とは、一緒にいたければ一緒にいる、でも今の日本の法律でいう「結婚」は別、という考え方らしい。別に、「結婚」はしてもしなくてもいいと思うけれど何もかもを、銭勘定で「損」だの「得」だの考えるというそういう考え方についていけない。損してばかりでも、別にいいじゃない。暮らしや人生に満足するかどうかはお金とは関係ない。もっと大切なものが、この世の中にはある。それに気が付くことの方が、損得勘定することより、ずっと大事だと思うよ・・・

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  • 14 Dec
    • 濃いオジサン

      昨日は都内某所で電話の福祉相談員の仕事の日であった。全部で3件、うち2件が、家族の介護問題の相談だった。家族の介護問題も、一人で複数の家族のことを心配しなければならない状況だとなかなか辛い。そんな悩みを抱えている人に立ち位置を少し変えて家族のことを考えてみたらと助言をした。その方は、そういう発想はなかったようで、私の提案がとても新鮮だったようで、とても喜んで電話相談を終了した。あとで事務局の人から「さっきの人から、まだ電話があって、『相談対応がとても良かった』とお褒めの電話があったよ😊」と言われた。電話相談は相手もわからないしその時限り場合が多いので、わざわざもう一度電話をして「よかった」とか「役に立った」って言われたなんてすっごく嬉しい😊😆😊夜は、数十年ぶりくらいで濃いめのオジサンたちと飲み会だった。福祉の仕事の方々は大体みんな真面目で上品なので、濃いめのオジサンたちがとっても新鮮で楽しかった。あ、方向性が違う濃い目のオジサンたちとはいつも仲良くしてるけど。オジサンたちは元大手銀行マンで、飲みにケーションの達人であり、飲みっぷりもすごかった。居酒屋で日本酒を一升瓶で注文してあっという間に空にしていて、それでも普通に楽しそうに酔っ払っている。このくらいの飲みニケーション力がないと日本のサラリーマンは務まらないんだろうな。大変なお仕事だ。で、飲みニケーションの結果、濃いオジサンは今後いろいろと地域活動をサポートしてくれることになった。ソーシャルワークはソーシャルワーカーの仕事だけれど、フードバンクにしろ困窮者支援にしろ事業や組織の運営、その他もろもろ福祉的でない発送や視点が絶対必要だと思う。私も多少は一般の組織で働いた経験はあるがもっとしっかりした経験のある人が仲間にいた方が良いと思い知り合いに紹介してもらったのである。濃いオジサンは今まで福祉に興味を持ったことはないのでよくわからないけど、私に興味を持ったのでとりあえず手伝ってくれるのだそうだ!私に興味を持っていただけるなんてこんな光栄なことはない💕けど、まか何でもいいから違う視点の人が仲間になってくださることが大変ありがたい。本当に、心から。久しぶり明るい気持ちになれている。

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  • 12 Dec
    • バイト

      最近の社会福祉業界のキーワードは「地域の中のみんなの居場所」であるように感じている。子ども食堂、コミュニティカフェ、みんなの縁側…………話題の「共働学舎」に「富山式」…………高齢、障がい、子ども、外国人、それにぜひ、ホームレス、犯罪歴のある人も混ぜたい。そのヒントが、介護の仕事が大好きな人が地域でやっている小規模デイにある気がして、今日から週一でお友だちの平井さんとこの「ハッピーホームデイサービス」で押しかけアルバイトをさせてもらうことにした。期間はとりあえず、来年の3月までの予定。そもそも、20年前。私が福祉の現場に第一歩を踏み入れたのは認知症高齢者の専門病院(当時はそのようなものがあった)のレクレーションワーカー(無資格無経験でやれるのがそれしかなかった)としてであった。思えば、ものすごく濃い職場であった。今日は、小規模デイに初出勤だったが、一気に20年前の自分に戻った。利用者の皆さんとの関わりは、すばらしく楽しく刺激的だった。驚いたのは、小規模デイの職員は、何もかもをこなさなければならないということ。送迎、レク、ヘルスチェック、入浴介助、トイレ声かけ、清拭、食事の用意、配膳下膳、掃除・・・・・やることが果てしない。5年ほど前まで、東京都の福祉サービス第三者評価の評価者の仕事をしていた関係で高齢者施設はものすごくたくさん見てきていてデイサービスもたくさん見てきた。当時は「小規模デイ」はなかったので、大きな特養に併設されているような、大きなデイサービスをたくさん見たが役割がきちんと分かれていて、システム化されていたし、マニュアル化もされていた。そのイメージでいたので、何から何まで、少人数のスタッフでこなしていることに驚いた。(よく考えると、当たり前なんだが)たくさん、新鮮な驚きと発見と気づきがあった。やはり、現場って本当に大事である。平井さん、アルバイトさせてくださってありがとう朝早くに「出勤」して、一日中仕事して「退勤」するのは10年ぶりであった。一日にメリハリがあってステキ。平井さんのところでいろいろ経験させてもらって、「みんなの居場所」を再考しよう。小規模デイでの、しばしのアルバイト、楽しみながらやってみよう。瞼の腫れの方は、おかげさまで嘘のようによくなりつつある。医学の力ってすごい。デイの休憩室に、誰でも使って良いふりかけがあった。ただのごま塩なのに、お花🌸のチップが入っているというだけでふりかけたくなってしまう。商売上手ね。

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  • 11 Dec
    • 司法福祉の実践例ー限界編ー

      土曜日に皮膚科で塗り薬をもらって塗り始めたら、劇的に効果が表れ瞼の腫れはあっという間にひいてしまった。張り切ってお化粧したいところだけれど、「1週間はスッピンで」と、お医者さんに強く言われたので我慢している。「メイクは絶対にダメ。家が火事になって鎮火しかかったところにガソリンを蒔くのと同じですよ!」と厳しく言われたし・・・・ということで、今日もスッピンだった。午前中に、後見関係の仕事をかたずけ午後イチで、先日タイホされた人の面会に行った。警察署の拘留室の担当の方とはすっかりおなじみで・・・・・すっかりおなじみなのがいいことなのかどうか、よくわからないけれど面会の申込書を書いていたら「そういえば、○○君はどうしてる?」と以前、ここにお世話になっていた人の近況を聞かれたりして、どんだけお世話になってるんだろう・・・タイホされた人は、意外に元気だった。私を見て、なんともバツの悪そうな顔をし、いろいろ言い訳をしていた。言い訳は、ある部分は理解できたけど、「妄想」もかなり混ざっていたので病気の事、障害の事、一度ちゃんと医療につながるときっと今より楽になれるんじゃないかと思っていることなど伝えた。最終的に本人は私と保佐人さんが同行してずっと関わり続けることを約束するなら病院に入院してみてもいいと言ってくれた。ああ、これで何とかなる。「よりまし」になる。医療につながる!と、ウキウキしながら警察署を出たらちょうど良いタイミングで、弁護士さんから電話が入った。「ちょどよかった、こちらからもご報告があるのですよ」と本人が入院に同意してくれた話をしたら、弁護士さんは悲しそうに「実は、この事件以外に余罪がいくつかあることがわかりました。一つ二つなら、被害者に事情を説明して示談に持ち込むこともできるけど件数が多いから無理だと思います」と言う。さらに、申し訳なさそうに「不起訴は無理、裁判になった場合、累犯だし前回の事件からまだ5年経過していないため実刑は確実です」余罪がそんなにあるなんて・・・。やっぱり、このまま医療につなぐことはできないのか・・・・がっくり・・・。今、ソーシャルワーカーとしてできることの限界。でもま、それはそれで受け止めるしかない。そのような裁きを受けるようなことをしてしまったのだから、仕方ない。逮捕された事件も余罪も、すべてこの1年以内にやっているとのこと。それまでは、犯罪から離れていられた。この1年、本人の環境や私たちの関わり方はどうだったのか・・・振り返り考えてみると、いろいろ思い当たることが浮かんできた。それについては、支援の振り返りについては長くなるのでまた今度にする。あのタイミングでああなったのが、本人に負担をかけた、こういう訴えがあったのに、きちんと対応しただろうか・・・あれこれ、考えながら今度は、今、裁判になっている人に頼まれていた、フワフワの肌触りのジャケットを差し入れに勾留施設に向かった。本人と面会したかったけどちょうど弁護士さんと面談中で長引きそうだということだったので面会は次の機会にすることにした。なんで今年の年末は逮捕されたり、裁判だったり、救急車だったり重なってしまうのだろう・・・・神様は、どういう試練を与えようとしているんだろう・・・瞼が腫れてスッピンを世間にさらさねばならないほど・・・50過ぎのスッピンは、さすがに見る方もきつかろうに・・・夜は会議の予定があり、車で移動する。その間に、相談の電話が2回入り、いちいち、車を停めて話を聞く。みんな、困っている。困窮者も困っているけど、困っている困窮者に関わる人たちも困っている。さあ、どうしたら、解決できるんだろうね・・・

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