ショット良し、パット良しの稲見萌寧が逆転でこの試合を制しました(-19)。
稲見は今季8V目、初のメジャーVです。
曇天無風という好天でしたが、メジャーのコース設定の中で3日目、最終日の2日間で16〇1△と15打も伸ばしています。
4打差の2位は西郷真央、更に1打差の3位には大山志保。
更に1打差の4位に植竹希望、更に1打差の5位に勝みなみでした。
西郷の最終日最終組はこれで7度目か8度目ですが、またしても初Vはお預けとなりました。
「感情のコントロールが素晴らしい」と解説の森口裕子の稲見評。
心の揺らぎがないので、ショットもパットもテンポが狂わないですね。
ショットもパットもほぼ狙い通りに打ててました。最終盤の3ホールはパーで上がればV確定ですから、安全サイドにグリーンを狙っていましたが。
最終組の3人は10代(西郷)、20代(稲見)、40代(大山)という3世代そろい踏みでしたが、お互いに相手をリスペクトしながらプレーしている様子で、これもファンを喜ばせてくれました。
稲見も「3人で楽しく回れた。メジャーVを目標にしていたので嬉しい。今季は2桁Vを目指したい」とコメントしていました。
稲見は毎日10時間練習するそうです。
練習の鬼ですね。
昔、不動裕理が全盛のころ言ってました「サラリーマンは1日8時間働く。なので私は8時間練習する」と。これは師匠の清元登子さんの指導だったのかも、ですが。
稲見はオリンピックで銀を決めた翌日も普段通り北谷津ゴルフガーデンで練習をしていたそうです。
この練習量が、稲見をして安定したゴルフを維持できる最大の要素ではないでしょうか。
稲見は逆手(Left Hand Low)のパットグリップですが、この握り方は左手首を捏ねることがないので、方向再現性が高まります。
しかし、長い距離の距離勘がいまいちなので、私は5年くらいやって止めました。稲見は練習量の多さで、これを克服していると思われます。
日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯
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