「ジョージ・ローのパット1」に続きます。
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パターのグリップにはいろいろと効果的なものはあるが、どんなグリップをしようと、私の意見では、より良いフィーリングを得るためには、両親指をパターの真上に置くべきだと思う。
いったん両親指をパターの真上に置いたならば、もっと良いフィーリングを得るために、親指の先端の部分(第一関節の部分)だけがシャフト(グリップのことですね)に接触しているようにする。
試して欲しい。
そうすれば、親指全体をシャフトに接触させるよりも、先端の部分だけを揃えることがいかに良いフィーリングのために効果的であるかを理解するだろう。
また、このようなグリップでは、パターを目標線よりもインサイドにテークバックする(*1)ことを、もっと正確に、頻繁に出来るようになる。
これは重要な点なのであとで詳述する。
グリップがフラットな場合、親指を真上に置けば、パターの操作がたやすくなる。
私はどんな距離のパットでも、いつもパターグリップの上部を持つようにしている。
距離の短いパットでパターを短く持つプレーヤーを見かけるが、このようにすれば、フィーリングがいちいち変わってくる。パターのスイングウェートが変わるからである。
私のパットの目的は反復するストロークを養成することであるから、余計な動きは出来るだけ避けなければならない。
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*1:ボビー・ロックもトップスピンをかけるにはインサイドに引く軌道が良いと言ってます→「トップスピンのパット②」。
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