ストロークの破綻② | パット上達ブログ

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「ストロークの破綻①」に続きます。

 

ゴルフでは「ハンド アイ コーディネーション」(Hand-eye coordination)という言葉があり、最近ではテニスや野球でも使われます。

詳しい定義は知りませんが、言葉の通り目と手(体)の協調(した動き)と言えると思います。

イップスとはまさにこの協調が破綻した状態です。

 

長い長いトンネルの中にいたのですが、あるときその状態になるのは思い通りの結果が得られないことが続き精神的なストレスを受け続けて、自分を追い込み過ぎて、両者の協調が得られなくなったのが原因ではないかと、考えられるようになりました。

 

だったら、協調を行えるように自分を鍛え直せば、イップスから脱出できるのではないか、と思いました。

 簡単に書いてますが、ここまで来るのに15年くらいかかってます(*1)。

で、協調って一言で言うけど、体の動きはあくまで脳の指令によって体が動かされるわけです。

で、何度も何度も動きをイメージして(頭の中で)シミュレーションしてみました。

 そして、上手く協調するには、体の中の制御系を正しく使うと以外に答えはないのだろうと想像しました。

 

制御系は(チト専門的になりますが)フィードバック制御系が働いていていること、そしてその目標値は眼でインパクトの瞬間まで捉えていることだと思えるようになりました。

 なぜなら、立派な制御系も目標値が無ければ暴走するからです。

 

制御系については「距離勘を高める7」の最後部の画像(筋活動の制御メカニズム)を拡大してご覧ください。

 

何度も反復して(ミスを繰り返し)やってみて、これだと確信するに至りました。

 

もうお分かりと思いますが、イップスは目標値を見失っていることがその根本原因ではないかというのが私の仮説です。

 実際には、ボールを注視してても、インパクトの瞬間には目は向いていても実際にはボールを見ていない(目は画像情報を脳に送り、画像としての認識は脳が行うという目と脳の協調動作で初めて機能する。別の言い方をすると眼そのものは画像情報を正しく送っているが脳が受け入れようとしていない、即ち目としてのセンサーは働いていても制御系のセンサーとしては脳が働いてくれていないということです)で、体だけが動いている(なので、暴走)。

 

なぜそうなるのかは、忌々しい多くのミスの原因から逃れようとしている心理的な大きな負担が過去に蓄積されているからだと想像しています。人間は不安から逃れるように体が本能として働きますので、いうなれば逃げているわけです。逃げていてはいつまでたっても恢復は覚束ないと気が付くまでに長年かかったという次第です。

 

ここまで見えてくると、あとは地道に成功例を積み上げて行けば脱出できると信じるに至りました。

 

あ、それからも時間はかかりました。

何故なら、目と脳の協調動作を正常に戻すまでに時間がかかりました。見ているようでも、見えていないという不思議な現象が長かった(眼はあくまで結像機能で視路「伝達系」と視覚の統合・形成は「大脳」が司る)です。即ち、インパクトまでボールを見ているつもりでも、実際には見えていなくて(ここに気が付かない)破綻したということに長い時間がかかりました。

 人間の本能は恐怖を感じさせないくらい俊敏に人を行動させますので、気づかないうちに協調動作が破綻させているので原因もつかめないということだと思います(*2)。

 

*1:ゴルフを始めてから「理想の打撃条件」を見つけるまでに約10年、「それを実現するストローク」を見つけるまでに更に約5年かかってますので、必ず原因は見つけられるだろうと自分を信じてきました。

 

*2:虎の怖さを知っている人間が野原で虎に出くわしたら、怖さを感じる前に逃げ出しますよね。それだけ本能のもたらす行動は知覚や思考を飛び越えて人を俊敏に行動(脊髄反射的行動)させます。

 

以上は私だけの原因なのかもしれませんし、個人的な仮説かもですが、似たような悩みをお持ちの方もひょっとして同じ原因の方がおられるかもしれませんね。

なので、記事にしてみました。

 

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