少し古い話ですが「富士通レディス2018」でこの年3V目を飾った成田 美寿々。
この試合から、アドレスでヘッドを浮かせたストロークを始めたそうです。「週刊パーゴルフ」(2018年NO.39)から一部を引用させていただきます。
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(ヘッドを浮かせたアドレスをすることで)ボールの転がりが良くなった。
ヘッドを接地して構えるとテークバックでヘッドをズズズッと引きずってしまい、その反動でインパクトのときにパンチが入っていた。
ストロークのリズムも乱れるため、特に速いグリーンではタッチが合わなかった。
ヘッドを浮かせて構えると、地面との摩擦がないぶん、スムーズに上がるので自分本来のリズムでストローク出来、タッチも合うようになった。
ヘッドを浮かせると言っても肘を大きく曲げるのではなく、浮かせたい分だけパターを短く握る。
そして腹筋に力を入れ、左肩甲骨から始動する。
この時、体で動かす部分は、胸よりも上だけ。
ヘッドや手元から始動するとストロークの軌道が狂いやすいので、左肩甲骨から始動している。
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飛ばしの指導者安楽卓也さんはドライバーでヘッドを浮かせて構えることを推奨しておられます。これはヘッドスピードを上げることが一義的なことだと思いますが、スムーズにテークバックするということでは共通のことと思います。
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