真っすぐ引いて真っすぐ出すという金庚泰(→「金庚泰のパット」)ですが、それが諸悪の根源と仰る方もおられます(*1)。
「週刊パーゴルフ」(2020年NO.3)大本研太郎さんの解説から略して引用させていただきます。
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クラブの特性を考えたら、ドライバーもパターもフェースの開閉で打つのが自然。
パターではフェースの開閉を使ると転がりのいい球になる。
パターもドライバーも上手くなる3つのステップは
ステップ1:「開く→閉じる」を確認
バックスイングで右上に動かしてフェースを開いたら、それを閉じながらインパクト、フォローへ。フォローはヘッドを左斜め上に振る。
インパクト後にフェースがボールを追うように動いてはダメ。
振り幅が小さい場合もフェースがボールより左上を向くと転がりが良いことを確認。フェースの開閉はあまり意識しなくても自然にできる。
ステップ2:「閉じる→開く→閉じる」の順でストローク
テークバックで「閉じる」をイメージ(*2)。ここからフォローで「閉じる→開く→閉じる」のイメージで動かす。あくまでイメージするだけ。パターの動きに追従する形でストロークする。
(*2):(矛盾するようだが)閉じるイメージでテークバックすると、切り返しで勝手にフェースが開く。
ステップ3:肩甲骨から動くように両腕をブラブラさせる
左右の肩甲骨を固めず、自由に動くように。
ヘッドを真っすぐ動かす人は、腕や手を固めて一緒に動かしている。
これだと曲線運動できない。両腕を脱力させて結果的に肩甲骨が動くようにすることがパターに曲線運動をさせる大切なポイント。
肘から先の力が抜けて左右の手がバラバラに動く。
パターの動きが大きくなるとドライバーの動きになる。原理は同じ。
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*1:これは人の持って生まれた身体特性で、どっちが自分に向いているかということを確認するのが良いですね。パターフィッティングを受けると無料で短時間に分かります。
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