T・ウッズや石川遼を指導したことのあるM・フィルマルターさんは「パットは丸く振る」と仰います。
また、渋野日向子もインサイドインの軌道でストロークしているそうです→「シブコの秘密①」。
こういうところに興味を持って調べてみると、けっこうインサイドインの軌道の方がおられます!
逐次紹介させていただきますが、先ずはパット功者で知られる藤田寛之からで、「週刊パーゴルフ」(2019年NO.38)から略して引用させていただきます。
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ヘッドを真っすぐ動かすのは至難の業
ストロークを解析する機械を使って、常に同じように真っすぐヘッドを動かす練習をする選手もいるが、周りを見ても毎回ヘッドを真っすぐ動かせている選手はほとんどいない。
ボールに線を引いて合わせているときは私もそうした動きを目指したこともあった(*1)ので、その難しさはよくわかる。
ショットと同じように真っすぐ動かしている人はほとんどいない。
フェースを開いたり閉じたり、インサイドに上げたり、アウトサイドに上げたり、いろいろな動きをして真っすぐ打つように調整している。
しかも1回1回違う動きをしている。
ロボットなら真っすぐ動くが、人間が毎回同じストロークをすることは至難の業と思う。逆に真っすぐ動かないものだから、ある程度自由な感覚でいいと思う。真っすぐ動いてなくても、狙ったところへ打ち出せていればカップインするから。
最近はホテルに戻ってパターマットで練習している。自分なりの打ち方で、ボールの先30~50cm先の狙ったところに、自分の思った強さで打ち出すための練習。
アマの方も週に1回30分とか1時間やるよりも毎日1分で良いからボールを転がすと感覚が良くなり、上達すると思う。
大切なのはスムーズにヘッドが動いて狙ったところに打ち出せるかどうか。(後略)
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*1:ナビラインをボールに描いてそれを打ち出し方向に出すやり方ですね。ただし、ショートパットでは、視差で違和感を感じますが、後方からセットしたラインが正しいですから、違和感にめげずナビラインに合わせて打ち出すのが、ミス防止に役立ちます。
因みに不肖私Green Keeperも最近はナビラインを使っていません。
あ、パットでは使わないですが、ティーショットでは使います。
ティーショットの打ち出し方向にナビラインを向けてアドレスに入ります。初めてのコースなどでもティーショットのOB回避が目的です。この効果は目覚ましい、と私は思っています。
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