「パットは丸く振る③」に続きます。
そして、M・フィルマルターさんはアドレスについての重要性を説いています。
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打ち出し方向に大きく影響するのが、アドレスの「姿勢」、「ボール位置」、「体の向き」。
ストロークが完璧なプロでさえ、この3要素の微妙なズレによって不調に陥ってしまうこともある。
正確なアドレスが方向性をアップさせる
カップの幅で狙うのと、時計の6時を狙うのでは難しさが大きく違う。
でも、細かく狙えなければ、微妙に切れそうなラインのカップ内側ギリギリには打てない。正確なアドレスは、方向性をアップさせるためにも必要。
1.姿勢
背中を丸めず、真っすぐにするとストロークしやすい(*1)
2.ボール位置
体の中心より少し左に置きたいので、左眼の下がベスト(*2)
3.体の向き
右腕と左腕が同じ高さになれば、正しく構えられる(*3)
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*1:背中が真っすぐだと軸が意識しやすく、ストロークもやりやすい。
*2:左眼の下が、転がりも良くなります。
*3:グリップは高さを揃えるのは難がありますが、
ここでいう腕の高さとは、下腕を水平迄持ち上げた時に
両肘の高さが同じになるの意です。
なお、言葉では説明されていませんが、文意から、フィルマルターさんはスクェアなアドレスを前提としておられます。
完璧なストロークが出来ても、現場ではライやグリーンの形状、或いは周辺風景に騙されて、正しいアドレスが出来ない場合があります。
日ごろから、スクェアにスッと構えられるようなルーティンが大切だと思います。
Green Keeperもオールスクェアなアドレスをお勧めしています。
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