「B・ジョーンズのパット⑦」に続きます。
振り子式は非現実的(*1)
振り子式パッティング・ストロークはさまざまに異なる形で説明されてきたが、結局どの説明も人体の構造を考えれば絶対にできないという結論に帰結する。
クラブを、ボールの真上の1点から吊り下げて、正確にパットのラインに沿って振ることが出来るなら、正確なヒッティングが理想的に行われるだろう。
しかし、人間の足指が前に突き出している限り、ゴルフ・クラブがクローケのマレットに変わって、両足の間でバックスイングが出来るようになるまでは、その望みはほとんどない。(中略)
パッティングで最も重要なことは、パターがボールをヒットするときに、フェースが正しい方向に向いていること、そしてヒットすると同時にホールの方向へ動くことである。
この二つの条件が満たされるなら、バックスイングでクラブ・フェイスが正しい方向を向いていようがいまいが、想定されたパットのラインに沿って動こうが動くまいが、少しも問題ではない。
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*1:B(ボビー)・ジョーンズさんが言われる振り子式と、我々が言う振り子式は定義が少し違いますね。我々が言うのはショルダー・ストローク(B・チャールズの創案した振り子式ストローク)のことですが、球聖の仰るそれは、体の真上からまさに振り子そのもののストロークのことを指しているようです。それは、以上の文面からの想像です。
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