「B・ジョーンズのパット⑥」に続きます。
パッティングはもっとも単純なストロークである。
パッティングの感覚に磨きをかけ、ボールをしっかりヒットするための信頼できるリズミカルなストロークさえ身に付けば、あとはただボールをカップに沈めることを考えるだけで良い。
私は自分のパッティング・フォームがその日その日で目に見えて違うことに気が付いた。グリップは何時も同じだった。
いつも両足の間隔を狭め、膝をわずかに曲げて立った。
また、いつもバックスイングを大きくとるように心がけた。
しかし、時にはボールに真っすぐ対面するととても安心できることもあれば、左右どちらかに四分の一回転ほど向きをずらすこともあった。
また、グリップ・エンドから数インチ下を握れば自信が増すかと思うと、グリップいっぱいに握らなければしっくりこないこともあった。
(中略)
パッティングをーー或いはほかのいかなるゴルフ・ストロークであれーー科学で解明しようとする人は、深い失望を味わい、無駄骨を折ることになるだろう。
それは全面的にタッチ、スロープを正確に目測する能力、そしてこれが最も重要だが、目の前の仕事、即ちボールをカップに沈めることに集中する能力の問題であって、それ以外の何物でもない。
私が思うに、パターの名手になる可能性を持った人たちが、人まねをすることによってその可能性の芽を摘み取ってしまったケースは、ほかの試みによる場合よりもはるかに多いだろう。
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全ての真似をすることがいけないというのではなくて、今の時代に読み取るべきは⑥で示された「リラックス」してパットすることだと思います。
いろいろな情報や指導内容を試してみて、自分にしっくりくる方法は採用、違和感を覚えることは捨てる、ということではないでしょうか。
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