「B・ジョーンズのパット⑤」に続きます。
人まねはするべからず
リラックスできる無理のない姿勢でアドレスすることはパッティングにおいて何よりも重要なことであり、その点で私以上に説得力のある経験をした人間はほかにはいないと思う。
1921年まで、私のパッティングは考えられる限りおよそ最悪だった。その何年も前からパッティングの実験を続けていたが、実験の大部分は私が出会ったパターの名手たちの何人かを真似る形をとっていた。
中でもW・トラヴィスとW・ヘーゲンが代表格で、とりわけヘーゲンのスタイルを観察して、常にアドレスで同じ姿勢をとり、同じやり方でパターをスイングしようと心がけた。
この努力の結果はーーー当然予想されたことだったがーーー自分のスイングをしているときには考えられない緊張となり、どれほどそっくり真似ても、私がリラックスできないために効果はなかった。
この苦い経験の後、私は人まねを止めて自然にパットすることにした。
(この節の後半はここでレイアップさせていただきます)
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