「JTcup2019」は今年もドラマが生まれましたが、私は2日目に観戦しました。
アーメンコーナーと言われるホールは#9~#13ですが、その#9で早朝からクルーが何人も出ていたので覗いてみました。
グリーンの上方向(クラブハウス方向)に向かって整然とブラッシングです。
もうお分かりですね、下り方向に対して逆目になるようにブラシで芝目を起こしているんです。
クルーの方に聞くと「13feet以上出ちゃってるんで遅くしてる」とのことでした。「刈高は3.2mm」とのこと(クルーに迷惑がかかるといけないので、以上はここだけの話にしておいてください)。
それでも、落としただけのボールは斜度によっては10mくらい転がってました!
最終日でも最も注目されるのは#18グリーンで、速くてパット功者と言われるプロが手を焼く傾斜と速さですが、ここ#9のグリーンも#18に勝るとも劣らない難しさがあります。
両方とも13feetもあったら、下りのパットはプロでも止められないということになると思います。なので、このような処置をとったのだと思います。
パットの対高速スキルをプロから学ぼうと思う方は(#18が混雑の時は)#9でプロのパットを目の当たりに見ると良いと思います。
私は何年か前にここに半日陣取っていました(笑)。
今回も3日目はここ(#9)が最難グリーンで全選手の平均パット数は1.833でした。もちろん最終日のそれは#18グリーンで平均パット数は1.900。(これはパーオンでのそれではなく、パットそのものの平均数です!)
秋はベント芝が最高のクォリティーを示す季節です。
今年は急な寒さの到来で、芝目が弱くなり更に速くなっているようです。
ゴルフを嗜まれる方は、この時期(って、もう冬ですね)のベントグリーンの素晴らしさを堪能なさって下さい!
以下の図は東京よみうりCC#18のグリーンマップです。
「GOLF DIGEST」(2017年NO.2)から引用させていただきました。
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