如何に気持ちを楽にするか。それが入るパットのコツ。
と仰るのは北野正之さん。
「週刊ゴルフダイジェスト」()2017年NO.31)の解説記事から略引させて頂きます。
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勝負ところでパットを決めらる人と、そうでない人の違いは「入れる」という強い意志を持っているかどうか、だ。
外れたら2m以上オーバーのパットを傍から見ていると「強すぎて怖い」と思うかもしれないが、ご当人は外すことを前提にしていない(*1)からであって「その状況で一番入る可能性のあるタッチ」を選択したに過ぎない。外したとしても、それをまた一からやり直せばいいだけの話。打つ前からオーバーを怖がっていては、入るパットも入らなくなる。
J・スピースのパットの上手さについて、M・アダムスは「最初にタッチを決めて(ラインを読み)、そのタッチに集中する能力が高い」と評している。
入れ方はジャストタッチで行くか、壁ドンで行くかは状況によって変わるが、一度「このタッチで行く」と決めたら、そのタッチでボールをヒットすることだけを考えている。
だから、インパクトが緩んだりすることなく、難しいパットを次々に決められる。つまり、スピースの頭の中にはこれから打つパットがカップインする映像しか流れていない。
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*1:鈴木愛や渋野日向子のパットはこれですね。これで入るという前提でパットしているように思います。そして2m先に外れた場合でもそれを入れる練習も豊富なので、涼しい顔で返しを入れています。
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