2日目に首位に立った比嘉一貴が危なげなく逃げ切りました。
この日も1◎5〇1△と6打伸ばして堂々の初V(-26)。
5打差の2位は星野陸也。
更に1打差の3位は黄重坤。
更に1打差の4位にG・チャルングンと時松隆光でした。
大会レコード更新だけを目指してプレーしたそうですから、初Vのプレッシャーなんて何のそのなのでしょうね。終始落ち着いたプレーでした。
結果は4打更新での快勝(これまでは青木功や尾崎将司等の-22)。
尤も比嘉は学生時代から活躍してきていますので、この試合も冷静に事が運べたのではないでしょうか。
コメントでも「特に緊張感もなく」スタートしたと。さらに「普段通りにプレー出来れば勝つ自信はある」とも。
そして「最後まで何があるか分からない経験をたくさんしてきたので、1ホール1ホール集中した」そうです。
最終ホールでも≒5mのイーグルパットを決め見せ場を沸かせました。
嬉しいのは158cmの小兵であること。身長は関係ないと理屈では分かっていても、ツアーの世界は体格もアドバンテージですから、後続ゴルファーに夢を与えてくれています。
比嘉のSTATSを見ると、パットよりショットメーカーですね。
特にアイアンの切れが良いのでラフからでもパーオンできるのが効いていると思います。アイアンではフェースにボールが乗っている時間が長い(インパクトゾーンが長い)という印象を与えます。
比嘉のパット。
下半身が強いとこうなるというストロークです。微動だにしません。
左手を右胸に当ててアドレスの向きをチェックするのがルーティンに組み込まれています。
また、時にエイムポイント法でラインを読んでいるような仕草もありました。
沖縄出身者であるが故でしょうか。JGTO唯一のコーライグリーンに慣れているというメリットが生きていたように思います。
他の選手に比べて僅かですが強めのタッチで芝目による切れが少なかったと思います。
#18で石川遼はマーカーを戻し忘れ2ペナが科されました。
ご本人は何か考え事でもしていたのではないかと思いますが、自己責任とはいえキャディもサポートしないといけませんね。
こういう例は我々も時々起こりますので、私はマーカーをずらす場合は裏返して置きます。これは画鋲型マーカーだと出来ないので、その場合は色違いのマーカーを刺しておくと気付かせてくれます。
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